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2018年ベイスターズの歩み ベイスターズ

■2018年3月17日オリックス戦:外野はやっぱり梶谷か?

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■2018年3月17日 横浜DeNAベイスターズvsオリックスバファローズ

「パットンが荒れていたね」
「まあ、将軍はシーズン中も時々そういうのあったからね。肩や肘を痛めていたりしなければ大丈夫でしょ」
試合には負けこそしたが、パットン以外はそこそこだったので結乃も落ち着いている感じである。
心配なのは相変わらず打撃が一向にあがらない桑原か。大和も打率が低いが、もともと打撃をそこまで期待しているわけではない。ただ、エラーをしてしまったのはちょっといただけないか。

「梶がヒットを打ったから、まずは一安心ね」
そう、今日はいよいよ二軍から梶谷があがってきて合流しスタメン出場した。
「気のないスイングとか色々言われているけれど、なんだかんだで外野手で見たら梶が抜けていると思うのよね」
佐野、楠本、乙坂といった面々がアピールを続けているが、走攻守すべてを見たら梶谷の存在、実力はどう考えても抜きんでていると結乃は思う。確かに三振の多さはアレな感じだが、長打力、走力、守備、相手の投手に与える見えないプレッシャー、それらを考えればごく自然のことだと思える。
もちろん、若手が一軍で出場して大活躍する可能性だってあるが、右翼にチャンスがあるというのは若手の奮起を促すためが大きいのではないか。梶谷の肩の怪我、そういったものは確かにあるだろうが。
「なんていうか、空気を変える選手よね、梶は。空気を読まないって言う方が正しいのかしら?」
「他の皆が苦しんでいる時に打ってくれるんだっけ?」
「そうそう、特にカープ戦で打つイメージ。なんとなくだけど」
色々な意味で注目したくなる選手ではあるのだ。
「ただ困るのが打順よね。3番タイプだとは思うんだけど三振が多いのよね。そもそも今年は筒香が入るし。7番だと8番ピッチャーだとあまり走れないし、やっぱり6番かしら。ただ、前のクリーンアップが鈍足だから、梶が先の塁にいけないデメリットもあるし。うーん、悩むわ」
腕を組んで本気で悩む様子の結乃。
一押しの梶谷が一軍復帰したから嬉しいのだろう。

「でも梶が戻ってくると外野は万全かしらね。ううん、桑が調子悪いからまだ分からないかもね。外野は熱いわね。でも、本当に熱い選手は他にもいるのよ」
「え、誰?」
外野手については大方語ったような気がするのだが。それともまさか、禁断の外野手・石川でも話すつもりだろうか。
理衣が見つめていると。
――宗よ、宗! やっぱり頭角を現してきたじゃない。だから、私はあのドラフトの時に言ったのよ、○○じゃなくて宗を指名しなさいと!
地団太を踏んで悔しがる結乃。
さすがに選手名は伏せ字にしたようだが、さて、誰のことを言っているのか。
理衣は深く考えないようにしたのであった。今は外野手になっちゃっているしね。

3月17日の試合結果
○バファローズ 3-1 ●DeNA

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