2018年5月27日(日) vs ヤクルトスワローズ
結果:ヤクルト5-3横浜
敢闘選手賞:なし
「なんでヤクルトにいつもいつもやられているの!?」
悔しくて悔しくて、発狂しそうになる結乃。
最下位のヤクルトにいいようにやられては、それは文句も言いたくなる。
しかも週末、翌日から会社や学校が始まるのに気持ち良く行けないのはなんともはや。
「平良は・・・・まあ、もともとそこまで凄いことを求めていたつもりは無いけれど、なんとか5回をリードして投げ切って欲しかったわね」
「味方打線が逆転してくれた後だけにね」
「そしてまた満塁策失敗・・・・いや、坂口を避けるのは分かるんだけど、結果が出ないとね」
がっくりと肩を落とす結乃。
今年の満塁策成功率は果たしてどれくらいか調べてみたいくらいだ。
「なんてゆうか、もう、はぁ・・・・」
力なく首を垂れる結乃。
あまり何かを言う元気もないようだった。
「打線も、初戦だけじゃあね。ロペスがちょっと落ちてきている気がするのが気がかりだけど、まあロペスなら多少落ちてもしばらくすれば持ち直すでしょう。問題はやはり、6番以降よね。8番ピッチャー、意味あるのかしら?」
「監督がそう判断しているんだし」
「でも、9番大和が活きていないと思うし、今日も6番戸柱で全然打てていないし」
またしても戸柱批判が起きてしまいそうな展開であった。
「貯金なしで交流戦か。去年の二桁トリオで1勝しかできていない状況で5割は上出来と言えば上出来かもしれないけれど、不安しかない感じ。でもまあ、そんなのいつものことか!」
「あ、いきなり出た、ネガティブなポジティブさ!?」
「そもそも、チームのレベルだってそこまで高くないんだし、ある意味妥当な成績よ。高望みしすぎちゃいけないわ!」
「結乃、言っていて悲しくならないの?」
「現実を見るのよ。でも、だからって別に諦めているわけじゃないわよ。借金なし、3位で交流戦に突入だから悪いというほどでもないわ。ここから三本柱がそろってブーストをかけていくのよ!」
さて、結乃の言う通りの流れに持っていけるか。
とりあえず、打つ時は打つけれど、駄目な時は何も出来ない打線をどうにかしたい。
シーズン当初は、神里や宮本などで足を使って点を奪うことが出来ていたのだが、今はそれが殆どできない。
スタメン的に仕方ないところだが、打つだけの攻撃ではやはり行き詰るのだ。
打順、スタメン、そして捕手。
この辺をどうにかしないといかんともしがたい。
「気を取り直して、ここから始まると思って交流戦に臨むわよ!」
改めて気炎を上げる結乃。
さあ、果たして2018年の交流戦やいかに!?