2018年6月22日(金) vs 中日ドラゴンズ
結果:横浜3-4中日
敢闘選手賞:中川
「サヨナラ負けは辛いわー!!」
それもサヨナラ押し出しとか、見ている方としては無念すぎる。
がっくりと伏す結乃の気持ちも分かるというもの。
「いや、中継ぎ陣を攻めるつもりはないけれど、打たれた方がまだ、ねえ?」
「ねえ、と言われても」
そういう理衣の言葉にも元気がない。
「石田もねぇ、7回3失点はまあ及第点だけど、先制したその裏に3点取られて逆転だから」
「その後は持ち直したけど・・・・」
「それでも今までのことがあるんだから、点を取った後は死ぬ気で抑えないと」
「次の得点の時は抑えたよっ」
「良いところ探しに必死ね。まあ、確かにそこは少し進歩した・・・・のかしら?」
もう一歩と言う所であろう。
7回3失点は良いので、その失点を出来れば散らばらせてほしいところである。
「野手は筒香戻ってきたけれど、全体を見ればまだイマイチなメンバーよね」
「そんな中でも、山下選手が初ホームラン!」
「そして何より1点ビハインドの9回に、代打中川の同点ホームラン! これはよくやってくれたわ」
「まさに、こういう一振りを求めて獲得したんだもんね!」
今のところ中川の獲得は成功といってよいだろう。
出来れば代打ではなく、スタメン、ファーストで出場してほしいところである。
「佐野も2安打しているけれどいずれも2死ランナーなしから。クリーンナップなら、ランナーのいる時に打ってほしいけれど、得点圏ではいずれも凡退だしね」
「その辺が物足りないところかぁ。でも、まだ2年目だし」
「甘いわ、試合に出ている以上、そんなの関係ないのよ! それは山下も同じだからね!」
とにかく、リーグ戦再開初戦を落としたベイスターズ。
チーム状況は相変わらず厳しいが、これ以上負けるわけにもいかない。
「明日は東、ここを落とすわけにはいかないわ!」
「でも相手もガルシア投手だね・・・・」
「誰が相手だろうと、やるしかないのよ! それより宮崎は大丈夫なのかしら!?」
「途中交代したもんね」
「これで宮崎が離脱したら、本当に打線は閉店ガラガラよ!」
ここでおいていかれるわけにはいかない。
ロペス、梶谷らが戻るまで踏ん張れ、ベイスターズ。
「押し出しだろうが打たれようが、サヨナラ負けにすっきりすることなんてないわ! あー悔しい!!」