2018年7月6日（金） vs 阪神タイガース
結果：阪神 雨天中止 横浜
敢闘選手賞：なし
「案の定、雨天中止だったわね」
関東地方は雨が降ったりやんだりという感じだが、関西の方は一日降りっぱなしらしいから仕方ないところだろう。
結乃は腰に手を当てて点を眺める。
「二戦目も雨で中止になりそうね」
「自然には勝てないね。でも、３戦目となる日曜は雨もやみそうだよ」
理衣が天気予報を眺めながら言う。
「日曜の試合開始までにグラウンドコンディションを整えられると良いけどね」
「ナイターだから間に合うんじゃないかな？」
「阪神園芸さん、よろしくね！」
「でも雨で中止だと９連戦の先発ローテもまた変わるね」
結乃の考えていた先発ローテ案を見つめる理衣。
「中継ぎも疲弊していたし、良いことととらえましょう」
「それで、どう変わると思う？」
「二戦目も中止の前提で、三戦目は東がスライドじゃないかしら。阪神戦は甲子園で完封もしているしね。そうするとオールスター後の阪神戦でも投げられるし」
苦手の阪神をどうにか倒したい。
ならば東をぶつけるのが勝率が高くなる。もっとも、打線が打てていない、というのが大きな理由ではあるが。
「となると、井納投手は？」
「オールスターあけから、かしら？」
バリオス、ウィーランド、今永は誰も抹消されていないので、中５日で９連戦最後の中日戦に投げる可能性が高い。
「中日戦でバリオスを投げさせて抹消。オールスター明けのヤクルト戦はバリオス相性悪いから、そこで井納ってのが、あたしの考えよ！」
不安なのは、井納が得意とするビジターではないというところか。
「でもそうすると、オールスター明けは」
ヤクルト戦
・井納
・ウィーランド
・今永
阪神戦
・石田
・バリオス
・東
「こうなって、左右のバランスもうまくわかれるわよ」
前提として、バリオスが登録抹消されないことだが、好投を続けているだけに次の中日戦でよほど酷い投球でもしない限りは残るのではないだろうか。
エスコバー、ロペスの状態次第のところもあるが。
「外国人枠でバリオス抹消の場合、平良あたりが有力かしらね？」
どのように先発ローテを組み替えてくるか。
そこも意識してみていきたい。
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