2018年8月16日(木) vs 中日ドラゴンズ
結果:横浜5-11中日
敢闘選手賞:なし
「ひーらーたー!?」
「平田選手にサイクルヒット、打たれちゃったね」
これでヤクルト山田、横浜の桑原に続いて3人目。今シーズンはどうなっているのか。
「というより打たれ過ぎでしょ!」
憤慨する結乃。
「平田、藤井、周平の3人で12安打って!?」
気前良すぎである。
「京山は・・・・うん、まあ、特に何も言わないわ。本来なら今シーズンはまだファームで鍛えているはずだったし」
「京山投手には甘いね」
「京山が登板せざるを得ない状況にしている他の投手陣がだらしなさすぎるだけでしょ。もちろん、一軍で先発している以上は言い訳なんてないかもだけど」
少なくとも他の先発投手陣よりは頑張って春先を支えてくれたのだ。高卒二年目にそこまでは求めない。
「だけど、その後に出てきたエスコバー。どこか悪いのかしらって思う位打たれたわね」
「エスコバー投手も春先は凄い頑張ってくれたのにね」
「そのツケなのかなんなのか。バリオスが投げられるようなら抹消されるかもね」
序盤にあれだけ投げさせまくっただけに、エスコバーのこともあまり悪くは言いたくない。
しかし、打たれていることは事実で文句を言いたい。
その二律背反が結乃を苦しめるのだ。
「平田投手も流れを止められず、でも藤岡投手は抑えてくれたね」
「さすがベテランだからなのか。とはいえ平田も敗戦処理で結果を残してくれないとねぇ」
「これだけ打たれたけれど、打線は何とか10安打5得点」
「そうだけど・・・・荒波、今日もノーヒットでやばいわよ!?」
四球こそ1つ選んだもののあとは三振して代打である。
「相手が松坂先発だからって、荒波、石川、筒香、倉本の4人を先発させる必要はなかったわよね」
そもそも同じ高校とはいえ時代が違う。
序盤から点差もついて、意識するほどのこともなかっただろう。
「5点取ったけれど、結局はホームラン頼みよね」
「なかなかつながらないね」
「とりあえず、何度も何度も言いますけれど、試合ごとにスタメン、打順変え過ぎをやめてほしいわ! 意図があるんだろうし、ないと困るんだけど、それでも結果出ていないし!」
「頑なだよね、ラミレス監督」
「昨年まではそれで結果が出ていたから良いけれど、出なければ叩かれるわよ、当然だけど」
それでも変えないラミレスは、凄いといえば凄いが。
「さーて、これで最下位対決も負け越して中日と0.5差。それでカープと対戦か。ヤバいわね!」
「初戦は東投手、ここで頑張って勝ちたいね」
「というか、東で勝てなかったら3連敗もあるからね」
東の次はカープ戦で押し出し祭りをやらかした濱口、そしてまだ信頼しきれない今永である。
2017年は同時期、横浜で3試合連続、なんて奇跡的な試合を見せてくれたが、2018年はそういう雰囲気はみじんもない。
「それでも! 何かを起こしてほしい横浜スタジアム3連戦!」
「何かが起きると期待して応援しよう!」
とうとうマジックも点灯し、盤石な広島。
なんとかここで一泡吹かせたいが、チームの勢いには差がありすぎる。
「いや、カープだって阪神に負け越したし! 勝つわよ!」
こうして応援しているファンはまだまだいる。
気合の入った試合を見せてほしい。
「とりあえず、1番はもう桑原固定でいいでしょ・・・・?」