2019/3/19 阪神戦 8-4 桑原、楠本、国吉! 3Kが良い感じ!
「阪神との直接対決に勝利して、最下位転落は免れたわ!」
そんな理由でも喜ぶ結乃。
「苦手の阪神さんに勝ったのは大きいよね」
つられたように理衣も喜びをみせる。
たかが一勝、されど一勝。
2018年、あれほど一つ勝つのに苦労した阪神戦でオープン戦とはいえ勝つことは、ベイスターズにとって意味のあることと思いたい。
「別にメッセンジャーを打ったわけじゃないけどね」
「メッセンジャー投手は横浜戦に投げないで!」
「今日は打線が好調だったね」
「まあ、必ずしも効率が良い攻めとは言えなかったみたいだけれど、14安打8得点! 打たないよりいいわよね」
「中でも1,2番コンビが互いにマルチ!」
「桑原と楠本ね。桑原はずーっとダメだったけれど、ここにきて上がって来たのかしら?」
「やっぱり1番、桑原選手が合うよね!」
「というか、桑原は他の打順であうところがなさそうなんだけどね」
「楠本選手も好調をキープ!」
「バットコントロールは良いものをもっているし、あとは選球眼を磨けば良い打者になりそうではあるわよね」
「ホームランも打って、スタメン奪いそうだね!」
「でも、2番を打つとなるとただ打てばいいだけじゃないわよ。それが出来るかも問題だからね」
とはいえ、楠本が一年間打ち続ける可能性は決して高くない。
梶谷が戻ってくるまである程度打ってくれれば、非情に助かる。
「神里が打てなくなって、宮本もまだまだ。内野も柴田が凄く打てるわけでもないから、このままいけば楠本、アリよね」
「あとは外野守備だね!」
「そこはちょっと心配だけど・・・・」
だが守備は経験である程度は上達するはずである。
今がチャンス、逃したくなければ必死でしがみつけ、楠本。
「打線は、なにげに山本が3打数3安打なのよね」
スタメン捕手で出場した山本、もしかしたら捕手陣のダークホースか??
「昨年も、初打席ホームランだったもんね」
「いよいよ強打の捕手誕生!?」
というのは気が早すぎるにしても楽しみである。
「あとは、飲酒とかモラルに気を付ける事!」
「それ、言っちゃう・・・・?」
「当たり前でしょ、そういうことをしてニュースになっても大成なんかしないからね」
盗塁も許して
「話し変わって、バリオス投手が5回2失点とまとめたね」
「炎上続きだったから、本人も一安心したでしょうね」
「これでまた先発ローテが分からくなったかも!?」
「ただ外国人枠があるからね、なんども言うけど」
今の中継ぎ陣でエスコバーを抜くのはキツイだろう。
「まあ開幕だけでなく、長いシーズンではローテの入れ替わりもあるから、準備をしておくことは重要。先発の層が厚いことも、上位にいくには欠かせないわよ」
「あとは、大貫投手次第、かな?」
「広島戦でどういうピッチングをするか、楽しみにしたいわね」
ここで大貫が炎上したらまたどうなるか分からなくなる。
「あと言っておかなければならないのは国吉! どうしたのよ本当に!?」
「この試合も三者凡退、2奪三振、最速158キロ!」
「覚醒・国吉は真実かしら? いやまだ信じないわよ!」
力強く結乃は宣言する。
「それでも、今シーズンこそ期待したいね」
「10年目だしね。熟成するのに10年かかったと」
しみじみと言う結乃。
「さあ、今まで色々言ってきた連中を黙らせてやりましょう、国吉!」
「結乃も言っていたよね・・・・」
「ちなみに、康晃には触れなかったわ!」