2019年6月19日 日ハム戦
結果:横浜7-6日ハム
敢闘選手賞:大和
「やーーーまーーーとーーーー!!」
結乃が叫ぶ。
「サヨナラ勝ちーーっ!」
やはり歓喜の声をあげる理衣。
二人はハイタッチをかわす。
終盤までもつれた試合。
追いつかれたベイスターズ。
追いついた日ハムに流れはいってしまったかと思われた9回、あっさりと流れを断ち切ったのは大和の一撃。
「初戦も貴重な2点2塁打だし、この日はサヨナラ! チャンスに打ってくれると、打率が低くても問題ないわね!」
「もともと、守備の方を期待しているところが大きいしね」
もう少し、.250以上打ってくれればとは思うが、今の打線ならチャンスで打ってくれてありがたい。
「この試合も筒香は打点なしだしね。まあ、ランナーおいて回ってこなかったけれど」
「次の試合に期待ということで、ね。この試合では宮崎選手がスタメン復帰、即HRと怪我も問題ないみたいだね!」
「なんだかんだ、いつの間にか.270まで打率も上がってきているしね、これからもってあげて欲しいわね」
「ソト選手も、ヒットがまたホームラン!」
「交流戦、ヒットの数がほぼイコールでホームランじゃない?」
4打席に1安打でも、それがホームランならスタメンに並ぶ意義がある。
「打線はそれなりに打ったけれど、ここにきて神里がピタッと止まったわね」
「まだ2,3試合じゃない?」
「交流戦、残りの試合が大事よ。調子が落ちたときにどういう打撃を見せられるかね」
「でも、スタメンに入った桑原選手が2安打! 気温があがって、状態もあがってきたかな?」
「首脳陣の信頼をまだ取り戻せてはいないかもだけど、相手が左の時はスタメンの可能性も増えそうね」
「守備も安心だもんね!」
何度も言うが、センターに桑原がいると安心感が段違いなのである。
「打撃陣に対し、投手陣はちょっと点を取られたわね。飯塚も、もうちょっとなんとかならないのかしら」
「4回までは無失点で快調だったのに・・・・」
「点を取られるなってわけじゃないわよ。集中打を浴びて大量点につなげるのをやめてほしいのよね」
5回にいきなり3失点というのは印象が悪い。
「藤岡投手も、とうとう自責点が!」
「まー、それは仕方ないことだけど。それより石田、パットンがまた1失点ずつ。安定感がね」
「石田投手、1イニング目は完璧だったのにね」
「2イニング目はいきなり連打だもんね。これだから信頼感がね!」
「試合としては色々あったけれど、とにかく勝ったわ!」
「それが大きいよね!」
「そして3戦目は阪口! 連勝しているから気分的には楽に投げられるかしら?」
「快投を期待したいけどね」
「打線の奮起が必要よ! 相手も谷間っぽい? けれど、左腕、どうなるかしらね」
打てそうな投手を打てないのは、横浜打線の得意とするところだ。
「これで、大貫は週末のどこに回るのかしらね?」
「間が空いちゃうよね。今永投手がカード頭なら、2戦目だよね」
「しかし、平良、飯塚、阪口の3枚で3連勝出来たら大きいわ! 狙え、3タテ! そうすれば交流戦も勝ち越し確定よ!」
「ソフトバンクさんもジャイアンツさんも負けたから、交流戦の1位も見えてきたね!」
「まずは3戦目を取ること、それからよ!」
残り4戦、4連敗したら意味がない。
気を抜かずに勝ちにいけ!