2019年6月21日 楽天戦
結果:横浜3-2楽天
敢闘選手賞:大和
「またしてもー!?」
「大和さーーーーん!!」
結乃と理衣が抱き合って喜びを表現する。
「4番が4三振している中、またしても大和がサヨナラ打!」
「いや、そこであえて4番をディスらなくても良いと思うけれど・・・・」
結乃の一言に、理衣が苦言を呈する。
「だってー」
復調気配が出てきたように見えた筒香だったが、まだまだのようである。
「じゃあ、ぐちぐち言うのはやめて、大和! またしても9回、2死2塁でサヨナラ2塁打よ!」
「前進守備の外野手の頭上を越えて、見事な一打だったね!」
「本当、2割4分でも、ああいう場面ではクリーンナップより期待できるわね!」
「得点圏打率、チームNo.1だしね!」
何度も、誰もが言っているが、来てくれてありがとうですよ。
「打線は、今日は4安打だけだから、他にいうこと無いわねぇ」
「でもほら、神里選手に久しぶりのヒットが、先頭打者HR!」
「その後の打席よ! 出塁しないとね」
「だから、厳しいって!」
「理衣ちゃんはイケメンだからって甘いのよ!」
「そしてロペス選手もHR!」
「本当に、ソロHRでしか点が取れないチームよね・・・・」
「相手投手も良かったということで、ね」
この得点能力は諦めるしかなさそうである。
「でも、今永が投げている試合だから、勝ってよかったわ!」
「勝ち投手はつかなかったけれど、7回2失点! きっちりHQS!」
「ちょっと球数多かったけれど、7回まで投げ切ってくれたから、パットン、エスコバーだけで済んだわ」
「エスコバー投手は連投だけどね」
「2戦目は、エスコバーを使わないでよいくらい、打ちまくるのよ!」
さすがに次の試合は投げさせられないであろう。
「さあ、楽天にも勝ち越したいわね。3戦目は岸が出てくるでしょうから、2戦目で勝つわよ!」
「私達も現地観戦だしね!」
「勝利の女神のあたしが横浜スタジアムに降臨するからね! 勝つわよ絶対にー!」
今シーズン、現地観戦ではまだ1敗しかしていないのだ。
「大貫投手の試合は初めてだね、楽しみ!」
「6回は投げ切ってもらいたいけれど、もっと投げてもいいのよ!」
「今度こそ、打線は援護をお願いします!」
クリーンナップ、ルーキーを援護しろよ!