2019年7月24日 阪神戦
結果:横浜3-1阪神
敢闘選手賞:ロペス、濱口
「接戦を見事にものにしたわ!」
最後の打者、福留を三振にとったところを観終えて、結乃が高らかに言う。
「締まったゲームだったね」
理衣も嬉しそうに言う。
初戦、延長12回を戦い、できるだけ中継ぎを使いたくない。
先発には長いイニングを投げてもらいたかった。
「その状況で濱口が7回1失点! よく投げてくれたわ!」
「甲子園は相性がよいのかもね」
完封も甲子園だった。
「三振は少なかったけれど、打たせて取る投球。濱口にしては珍しいわね」
「モデルチェンジ?」
「それは今後の投球を見てからね。まあ、打線の強くない阪神だったってのもあるかもだけど」
気になるのは以前ほどストレートに強さを感じないこと。
ストレートあってこその変化球であるから。
「パットン、康晃も珍しく3者凡退に!」
「この試合は安心して見ていられたね!」
「たまにはそうじゃないとね」
「打線の方では、またまたロペス選手のホームラン!」
「本当に、欲しいところで打ってくれるわよね。ほとんどロペスが勝利打点よね、後半戦は」
ヒット一本でも貴重なところで打ってくれれば十分である。
欲を言えば、9回に打って欲しかったところだが。
「でもそこは、柴田選手がカバー!」
「無死3塁から点が入らなかったら9回裏、いやな感じだったでしょうし、大きかったわね!」
打撃でなかなか良いところを見せられない柴田。
こういうのを継続してほしい。
「さあ、これで負け越しはなくなったけれど、どうせなら勝っておきたい3戦目!」
「ローテは変更なく今永投手だったね」
「パットンと康晃は投げさせたくないから、今永完投ね!」
「もしくは打線の大量援護、お願いします!」
「阪神戦じゃなかなか難しいかもだけど、今年に秋山はそんなによくないし、可能性はあるわよね」
さあ、5連勝といこう!