2019年9月24日 中日戦
結果:横浜7-1中日
敢闘選手賞:大貫、宮崎
重かった。
苦しかった。
あと1つ勝てばというところから勝てず、このまま負け続けるのでは?
そう思いもした。
それでも。
「勝ったどーーーーー!!」
結乃が勝利の雄たけびを上げる。
「これで2位確定だね!!」
理衣も歓喜に跳ねる。
そう、ようやくこの試合の勝利で2位が確定したのである。
「それ即ち、横浜で初のCS開催よ!」
「やった、おめでとう!!」
ハイタッチをかわす二人。
「今まで苦しい試合だったけれど、この日は打線が初回から4点の援護!」
「ロペス選手のタイムリーのあと、宮崎選手が3ラン!」
「ランナー置いての一発、勝つときはこれがベイスターズって感じの点の取り方よね」
これで大貫が楽になったのは間違いないだろう。
「大貫投手も、初回こそ好調の福田選手にHRを討たれたけれど、その後は5回までその1安打のみ!!」
「このところ早い回での降板が続いていたからね、この試合はよくやってくれたわ!」
「その後も勝ち継投を惜しみなくつぎ込んで、1失点のみ!」
「勝てばもう休ませられるからね!」
「ただ、中盤までは4-1で動かないから不安ではあったよね」
「そうね、次の1点がどちらに入るか、だったけれど・・・・」
「7回、待望の追加点は佐野選手のタイムリー2ベース!」
「大きい追加点だったわね!」
更に柴田にもタイムリーが出て試合を決めた。
「でも、喜んでばかりもいられないわよ! 残り2戦に負けたら貯金2で2位とかだからね。ぶっちゃけ、日本シリーズに出た2017年より悪いんだから!」
「あの時とはリーグの状況も違うけどね」
「それに、CSに出ても先発が苦しいから、不安も大きいわよ!」
「それでも地元横浜でCS開催、嬉しいよね!」
「そうね、営業的にもね!」
「またそういうことを・・・・」
さて、とにもかくにも、これで主力を休ませることが出来るのは確かだ。
残りは2戦だが、若手を中心に、CSに連れていくメンバーを決めるためにもアピールしてほしい。
外野は楠本、関根あたり。
内野は伊藤あたりがおそらく出場することになるのだろう。
「CSまで10日くらいあるからね、怪我だらけの主力は休みつつも試合勘をなくさないように!」
「先発陣はなんとか戻って来られるように!」
「そして勝ち上がって、巨人にやり返すのよ!」
「おー!」
「・・・・そのためには、阪神が3位とならないことを祈るわ!」
「弱気だ!」