2019年9月28日 阪神戦
結果:横浜0-7阪神
敢闘選手賞:なし
「CSとか言っている場合じゃない! 最終戦に情けない試合を見せるな!」
憤りを吐き出す結乃。
「最後まで阪神さんには勝てなかったね・・・・」
理衣も言葉少なく肩を落としている。
最終戦、本拠地のセレモニーとか言っている場合じゃない。
最後まで阪神にいいようにやられて終わった。
8勝16敗
これが2019年シーズン、対阪神との成績である。
「残り2戦、阪神が勝ってCSに来たらどうするのよ! ちゃんと考えているの!?」
「まずいよねぇ」
「勝てるイメージがわかないわ。このままいけば、今永vs西。はい、駄目!」
「う、うーん」
理衣も言い返すことが出来ない。
「今永の奪三振のタイトルのためかしらないけれど、無駄に長いイニング、球数投げさせ過ぎじゃない。これ、CSに影響出るかもしれないわよ」
129球を投げて7失点。
意味があったのか? と思わずにはいられない。
「さらに情けないのは打撃陣! 序盤、西の調子が悪いのに攻めあぐねて併殺で助けているし!」
「2回とか無視1,2塁だったんだけどねぇ」
「安打数は変わらないのに、点数はこの差! ちゃんと野球をやりなさいよ!」
スタメン的にも、筒香がいない、捕手が戸柱、二塁が伊藤と、さほどベストメンバーと変わらなくてもこのざまである。
「正直、阪神だろうが広島だろうが、勝てそうな状況じゃないわよね」
「またそんな、せっかくのハマスタでCSなのにー」
「少しはマシな試合を見せて欲しいわね。チケットも手に入れられたのに!」
「わあ、やったね!」
抽選で見事に10/5のチケットを手に入れたのである。
「ついでに、ドームのチケットも手に入れちゃったけどね!」
「気が早い!」
「勝ち抜くのよ!」
情けなく終わった最終戦、そして阪神戦。
さて、CSの相手は本当にどちらになるのか?
もーやだ。