「ちょっとこれ、どういうことよーっ!?」
結乃が悲鳴をあげた。
「ど、どうしたの?」
悲鳴を耳にした理衣が慌てて駆けつけてくる。
「どうしたもこうしたもないわよ、これを見て理衣ちゃん!」
DeNA「分離の秋」投手・野手別キャンプで練習効率化 新2軍施設「DOCK」完成で実現
「ええっ、皆がみんな、奄美に来るわけじゃないんだ?」
「そう、野手が奄美、投手は横須賀だって!」
ばんばんとテーブルを叩いてみせる結乃。
「せっかく奄美に行くのに、投手陣が見られないじゃないのよ!」
「それは寂しいね・・・・」
新2軍施設の完成の余波が、まさかこんなところにおとずれるとは思わなかった。
「ブルペンもそうだけど、投内連係とか、陸上競技場でのランニングやダッシュ、そして自転車での移動が見られない!」
「自転車は見ていてもなんだか、ほんわかしたよね」
投手がもっとも色々な練習場所を移動するので、その移動時の姿を見ることが出来るのも楽しみの一つ。
また、投手陣の方がファンサービスが良い。
(野手陣が悪いというより、投手陣の方が早めに練習が終わるのも大きいのだろうが)
「若手の野手だと人数も絞られるから、そういう意味でも寂しいよね」
「まったくもう、監督だって両方見るの大変だから、まとめれば良いのに!」
「でもほら、今までは投手をメインに見てきたけれど、今回は違った観点で見ると思えばいいじゃない」
「まあそうだけど、野手だとメイングラウンドが殆どで、ちょっと遠いのよね」
ブルペンやサブグラと比べると、選手との距離が遠くなるのは致し方ない。
「こうなったら、奄美から帰ってきたら横須賀にもいこうかしら」
「それ、いいね! 横須賀なら日帰りでも行けるし!」
「DOCKがどんな感じかも見てみたいしね。ちょっと考えてみましょう」
考えようによっては、奄美から帰ってきてもキャンプ見学が出来るということ。
横須賀だと、訪れる人も多くなりそうだが・・・・
「横須賀も観ることが出来たら、記事も更新しないとね!」
「なんだかんだいって、キャンプは楽しみだね!」
ベイスターズの秋季キャンプについて
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みなさんも興味あれば是非。
やみつきになりますよ!?