「開幕に向かうぞー!」
「おー!」
気合を入れている結乃と理衣。
「ここからは開幕に向けて日々、気合を入れるわよ!」
「まあ、しばらく前からそうだったけれどね」
「気を抜いたら駄目よ! コロナに負けないように!」
「精神論じゃ勝てないけれどね」
「そんなときは、神様、仏さま、魔神さま!」
「つながりないけれど、横山道哉投手です!」
■横浜ベイスターズ (1996 - 2003)
横浜ベイスターズ (2007 - 2009)
■通算21勝 26敗 45セーブ 20ホールド
最優秀救援投手(2004年)
「横山といえばスコアラーよね!」
「そっちが先に出ちゃうの?」
「どうしてもほら、今がねぇ」
「現役時代にスポットをあてて!」
「とゆーことで横山。98年、優勝した年に活躍して貢献してくれたわ!」
「佐々木投手の『大魔神』に対して『小魔神』なんて言われていたね」
「球威のあるストレートとフォークで結果を出していたからね」
98年は53試合に登板し、防御率も3.09
「中継ぎローテーションでは島田、五十嵐の右腕があげられがちだけど、横山だっていなかったらヤバかったわよ」
「そうだよね、53試合も投げているんだから」
「ただ、この年以降は安定さを欠いたのよね」
「何が悪かったんだろうね?」
「怪我でもなかったみたいだしね。だから、トレードで環境を変えたら見事に復活!」
「日本ハムでは抑えに定着して、最優秀救援投手も獲得しているんだね!」
「・・・ただ、日ハムでもなぜかこの年以降、安定感を欠いているのよね」
「う、うーん?」
「そうして2007年に横浜に復帰! するとまた中継ぎで結果を残したわ!」
「チームとしても有難かったね!」
「しかも今度は、2008年にも活躍! 2年連続で結果を残したのよ!」
「やったね!」
「ただ肘の状態が悪くて、2009年オフには戦力外になっちゃったけれど、でも確実にチームに貢献してくれたわ」
「中継ぎ投手は大変だもんね」
神奈川出身、横浜高校を卒業し、横浜で活躍してくれた選手だった。
もちろん、現役を退いても横浜に貢献してくれている。
「いかつい顔に怖がらないでね!」
「そんなにいかつい?」