2020年6月24日 中日戦
結果:横浜3-2中日
敢闘選手賞:パットン
「あっぶなー!?」
結乃が脱力して倒れ込む。
「どうにか勝ちきったねー」
理衣も、入りまくっていた力をようやく抜いた。
1点リードの最終回、2死無走者からまたランナーをためる悪癖で2死満塁。
一打逆転までいった。
そもそもその前、遠藤には逆転弾かと思われるような一打もあった。
「抑えは結果として抑えれば良いとはいえ、投げた2試合とも内容がよくないわよ!」
「確かにねぇ、どうしたのかな」
「タイトルで言っているでしょ、太りすぎでしょ! もっと痩せてキレを出しなさい!」
「あはは・・・・」
見るからにふっくらしている山崎。
もともと太りやすいのだろうが、だからこそ節制してほしい。
「それでも勝ちきったわね。もうホント、相手に助けられての勝利よね」
「先発の井納投手も粘ったけれどね」
「まあそうだけど、4イニングで既に8安打されていたからね。よく2ランの2点だけで済んでいるわよ」
「ここぞというところで踏ん張ったというか」
「ここぞという場面で相手が攻めきれないというか。打線の巡り合わせにも助けられたけれど」
中日打線は、昨年からヒットは出ている。
あとは得点圏で打てれば本当に怖いのだが。
「そんな中、パットンが良かったわね!」
「回跨ぎでも完璧だったね」
「昨シーズンのこともあるし、今季に賭ける思いは強いのでしょうね!」
今の調子を維持してくれれば、やはりセットアッパーはパットンか。
「打線も、打てていなかった山本投手をなんとか打てたね」
「2回の集中打はナイスだったわね。まあ、井納の打球は相手のミスでラッキーだったけれどね」
「それでも同点になったのは大きかったからね」
「そして5回、ようやく井納が三者凡退に抑えたら、梶谷が勝ち越しのホームラン!」
「やっぱり長打力がある打線の怖さだよね」
「カジにはもうちょい出塁してほしいところだけどね。打率も2割だし」
「まずは1日1本、そして出来れば四球も選べればね」
「さあ、これで連勝して3戦目に!」
「投げるのはルーキーの坂本投手!」
「もう勝ち越しているし、力を抜いて投げて欲しいわね」
「対する中日さんもルーキーの岡野投手。ルーキー対決だね!」
「ルーキーに優しいベイスターズ。でも、簡単に勝ちを与えないように!」
「打線が援護したいね。坂本投手に、白星を!」
次が苦手の阪神戦だけに、できるならスイープ狙っていきましょう!