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2020年ベイスターズの歩み ベイスターズ

一回り終えて9勝6敗。投は平良、打はオースティンが光った

更新日:

 

プロ野球が開幕し、セリーグは5球団とのカードを終えた。
一回りしたわけだ。

セ・リーグ順位

 

       勝  負  引  差
1 巨人    10  4   1   -
2 DeNA    9  6   0  1.5
3 ヤクルト    7  7   0  1.5
4 中日      7  8   0  0.5
5 広島      5  7   1  0.5
6 阪神      4  10   0  2

 

横浜は9勝6敗で2位! 良いスタートを切ったわね!」
結乃が胸をはって言う。
「開幕2連敗したときはどうなるかと思ったけどね」
理衣も心もち嬉しそうに言う。

「ということで、1まわりしてのMVPを考えてみたわ!」
「まだ15試合だけどね」
「でも今年は120試合、もう1/10以上が終わったのよ!
「た、確かに・・・・あれ、でも143試合でも1/10以上は終わっているね」
「ということでMVP!」
「誤魔化した?」

 

投手:平良

 

「おー、好投続ける平良投手!」
何せ失点は1まで! 日曜はすべて勝利で先発陣では一番安定しているからね!
「確かにね、これは納得の選出!」
「あとは1年間、ローテを守り切れるかよね。それが出来たら、右のエースへの第一歩よ!」
「大事な年だね」
「あとは悪い時に悪いなりに抑えられるか、とかね」

良い姿を見せればハードルも上がる。
それでも、それを乗り越えてこそ、より高みにいけるのだから頑張ってほしい。

 

打者:オースティン

 

「打者はオースティン選手か」
「以外?」
「そうじゃないけれど、野手は好調な選手が多いじゃない」
梶谷、ソト、佐野、宮崎。
誰も皆3割超えである。

「オースティンは数字もあるけれど、なんといっても印象よね!
「曖昧だ・・・・」
「でも、オースティンが打線に入ることで明らかに変わるじゃない!
「それは分かる!」

実際、オースティンがスタメンに入った4戦目の中日戦から明らかに打線の圧力が変わった。
5人と6人では、やはり違うのだ。

「あお、良い場面で打ってくれているのもあるし、守備も走塁も全力で印象も良いわ!
「ダイビングキャッチとかね!」
捕れなかったけれど。

このところ落ちる球の攻めで打てないのが多いけれど、失投は打ってくれるし、あとはいかに見極められるかね」
「そこを乗り越えて行かないと、だもんね」
「正直、1年目で打率3割とか求めていないから。良い場面で打点を稼ぐ。そこを目指して欲しいわ」
「そうだね、甘い球を打ってくれれば、相手投手にもプレッシャーになるし」

「さあ、いよいよ首都圏を離れてのロードよ。ここを耐えたいわね!」
「これまでは広島さん、阪神さん、中日さんが大変だったもんね」
「勝ち越して巨人から離されないように!」
「応援も負けませんから!」

 

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