2020年7月21日 ヤクルト戦
結果:横浜4-6ヤクルト
敢闘選手賞:梶谷
「まー、もう負けても驚かないけどね」
結乃が言う。
力はない。
「6連敗だね」
理衣も肩を落とす。
「まあ、ピープルズ先発の時点で期待はしていなかったけれど、原なら打てるかと思ったのよね」
「初回に3点取ったまではいいんだけどね」
「それだけね。まあ3点取ったのでそれなりかもだけど、その後はさっぱり」
「ううっ、どうすれば」」
梶谷が先頭打者弾。
柴田の2点タイムリー。
ここまではよかったのだが。
「打順の並びが悪いんじゃない? 得点圏打率の低いロペス、佐野が3,4番だもん。ポイントゲッターのソトが2番で、どう点を取れと?(この試合は冷えていたが)」
「苦しんでいるよね」
佐野がランナーがいる時にさっぱり打てない。
この試合でも、初回、2回と凡退。
ランナーのいない7回、9回で出塁。
「佐野を4番に拘る必要ないんじゃない? 成績的には頑張っているけれど、宮崎も落ちているし、今の3,4,5番はランナーいる時に期待できないもん」
「酷い言いようだ!」
「でも事実でしょ?」
結果が出ていない。
得点もできていない。
「あとはやっぱり、チームが崩壊していないかよね。そうなるともう、やる気も出ないわよね」
「やめてーっ」
「強打者2番は、もう少し足の使える選手じゃない?」
梶谷
柴田
ソト
佐野
宮崎
ロペス
大和
戸柱
投手
「こんなんでどう?」
「ノーマルな感じだね」
「これでいきましょう!」
「いや、監督じゃないし」
「本当は梶谷を2番か3番に入れたいのよねー」
しかしこの試合では、バントもしたし盗塁もした。
さすがにラミレスも少し考えを変えたのか?
投手が打たれはしたが、少しは野球も変わって来たのかもしれない。
「ホームハマスタで観客が入ってから全敗とかシャレにならないわよ。いい加減に勝て!」
頼みます。
濱口-高城バッテリー。