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2020年ベイスターズの歩み ベイスターズ

8/16 DeNA4-7ヤクルト 平良KO、打線はつながらず苦しい連敗

投稿日:

2020年8月16日 ヤクルト戦
結果:横浜4-7ヤクルト
敢闘選手賞:-

 

■試合結果

良いこと無いわね!
結乃が投げ捨てるように言う。
「うーん、厳しいね」
理衣も肩を落とすしかない。

大貫、今永、平良でのぞんだ3連戦。
初戦の大貫で勝利して、あわよくば、などと思ったが、結果は撃沈。
今永、平良とも序盤でKOされてしまった。

「まー、平良はここまでずっとQSしてくれていたから責めないわ、次の登板で立て直して欲しいわね」
「長いシーズン、こういう試合もあるよね」
「だからこれ以上は言わないわ。問題は打撃陣でしょ!」
「塁上は賑わせていたんだけどね」
無死満塁が2回、いずれも1点どまり!
その2つが全てだったか。

「特に初回、3連打で無死満塁として4番、佐野!」
「あそこだよねー」
「なんで低めの球打ちあげて内野フライ! 1-3番まで高めの球を打っていたじゃない!」
「初回で制球が落ち着かない感じだったもんね」
「ああ、もうっ!」
地を蹴り上げる結乃。

「それでも宮崎が押し出しを選んで、なお1死満塁、倉本!」
満塁で倉本選手、相手は山中投手とくれば期待するよね」
「HRとはいわないけれど、外野フライとかねぇ」
結局、1点で終わる。

もう一つは7回、無死満塁で神里が見逃し三振。
「そこよ神里! 最後の球だって際どいとかそういう球じゃなかったじゃない!」
「完全に、虚をつかれたんだろうね」
「せめて振れ!」
ここでも、大和の犠牲フライで1点は取ったが、そこまでだった。

「結局、4点取ったけれどタイムリーはなしだからね! もう、なんなのようっ!」
地団太を踏む。
見ていたファンも同じような思いではなかろうか。

そこじゃなく、さっき打て!

と。

ソト、ロペスが不調。
打線に迫力が欠くことは仕方ないが、誰か一人でもタイムリーが打てれば。

「正直、代打に置いておくだけなら一度落として調整させたら、って気もするけれどね」
「迫力はなくなるけれどね」
「ただ、今のソト、ロペスを置いておいてもねぇ・・・・」

更に投手では今永も登録抹消。
これは疲労回復とローテーション調整のためだとは思うが、厳しい状況になった。
と思ったら、左肩に違和感とか・・・ちょ、まっ

誰か下から上げられる投手がいるとも思えず。
活きのよい若手先発、こういうときこそチャンスなのだが、高卒投手を育てられない横浜では無理なのか。

「うーん、厳しい時こそ、誰か出てきてー!」
「チャンスですよ、みんな!」

 

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