2020年8月29日 ヤクルト戦
結果:横浜9-3ヤクルト
敢闘選手賞:国吉、ソト
「よっし、きっちり勝利!」
結乃がパチンと指を鳴らしながら言った。
「勝ちパターンも起用せずに、良かったね!」
理衣も喜んでいる。
「いや、国吉は投げさせ過ぎな気がするし、康晃も投げているけれどね・・・・」
「あわわ」
とはいえ、エスコバー、パットン、石田、三嶋を起用せずに終えられたのは事実。
残念ならが山崎の序列は現段階でそこまで落ちている。
「中盤まではどうなるかと思ったけれど、後半に突き放したわね」
「中継ぎの差、かな?」
「まーヤクルトもクックを引っ張りすぎたってのもあるでしょうけど」
「あとは守備の差、とかもかな?」
「そうね、ヤクルト内野陣のミス、記録されないエラーみたいなものとかね」
「そういう意味では助けられた部分もあったのかな」
「ヤクルトも、だから最下位になったってのもあるでしょうし」
とはいえ、そこをきっちり付け込んだのも事実。
「ソト選手が先制タイムリー含む4打点の活躍!」
「ホームランはなかなか出ないけれど、それでも状態を上げているのは事実よね」
「佐野選手も4安打だし、クリーンナップがきっちり仕事をしてくれたね!」
「相手が最下位で下降線状態だったってのはあるけれど、それでも打線は集中打で得点できたのは良いわね」
「投手陣も、国吉投手以降が無失点リレー!」
「国吉はリリーフした回は三者三振、さらに次の回は先頭打者でヒットの活躍ね」
「ただ、確かに投げ過ぎが不安だよね」
「特に今週はね」
先発ローテが苦しく、長いイニングを投げられる投手がいないだけに、頼ってしまうのだ。
「それでも平田投手、武藤投手、伊勢投手で無失点の事実もあるからね!」
「大切よ、それは」
「大貫投手は苦しんでいたけれど・・・・」
「まあ、それまで連続で好投していたし、この試合はイマイチだったわね。次に調整してほしいわね」
大貫には助けられている。
こういう時に打線がカバーできたのは大きい。
「カード勝ち越しして、三戦目は小川!」
「前回はノーノーやられて悔しいからね!」
「なんとかリベンジしたいけれど、こちらは阪口、苦戦は必至ね!」
「早く援護できると良いのだけれど」
週が明けたら久しぶりに巨人戦。
しかも表ローテとぶつかる。
勢いつけて戦うためにも、三連勝を目指そう!