2020年9月11日 中日戦
結果:横浜2-3中日
敢闘選手賞:-
「これ、中日戦が苦手になるんじゃない?」
結乃が力なく言う。
「うーん、連敗、悔しいね」
理衣が首を垂れる。
横浜スタジアムのでの中日戦の連勝が止まった。
それは仕方ないとして、そもそも中日戦に連敗中だ。
「打線がねー。ここぞで打てない打線にまた戻ったか!」
「そうそう好調さは続かないかぁ」
「というか、チャンスに打たないから! せめて犠牲フライでも、内野ゴロでも!」
「本当に、あそこで1点をとっておけば、ってね」
6回、1点を返してなお1死2,3塁で無得点
7回、無死1,2塁から進塁すらさせられず無得点
「ここでしょ!」
「9回に1点取れただけにねー」
「倉本、バントするならきっちり決めないと! ていうか佐野、あれでアウトになるの遅っ!」
7回、左腕に強い倉本にバントは賛否あろう。
だがどちらの作戦をとっても結果論で語られるだろう。
左腕に強いから打たせるのもありだと思うし。
セオリー通りにバントもありだと思うし。
ただ、ベンチがバントでチャンスを拡大することを選択したのなら、きっちりと決めて欲しかった。
というか、普通に決まったと思ったら想像以上に佐野が遅かった。
スタートが遅れたのか?
4番として頑張っているが、やはり守備、走塁のマイナスは、こういうところで目立ってしまう。
「投手陣は踏ん張っていたんだけどね」
「井納投手も、あまりよくなさそうだったけれど粘って6回3失点だもんね」
「役割は果たしてくれたわ。その後の中継ぎもね。はぁ」
こういう試合もあるとはいえ、1点差負けが続くと勝負弱さを見せられるようである。
「巨人とは離れる一方なんとか連敗を止めたいわね」
「2戦目は雨で中止になりそうだね」
「先発は、大貫かしらね。あえて濱口スライドはしないでしょ」
「中日さんは松葉投手がスライドかな?」
「相性を考えるとね、あえて吉見にする必要性はないでしょうからね」
さて。
涼しくなりそうですね。