2020年9月27日 広島戦
結果:横浜3-1広島
敢闘選手賞:大貫、梶谷
「チームの状態が悪くなると、広島戦で上昇する感じね」
勝利を見届けた結乃が、ぽつりとそんなことを言う。
「確かに、そういう感じはあるかもね」
理衣も、結乃の言葉に頷く。
4連戦の2戦目、接戦を制して逃げ切った。
「大貫がこのところ連敗していたけれど、久しぶりの勝利ね!」
「これでチームトップの7勝目、昨年の勝ち星も上回ったね!」
「連敗していても悪い投球ってほどじゃなかったしね、本当に安定しているわよね」
「今じゃ最も頼りになる先発ローテだよね!」
この試合も7回途中まで投げて1失点。
接戦だったので松山のホームランで交代となってしまったが、本当に良い投球だった。
「守備も盛り立てていたね!」
「梶谷、オースティンの好守とかね。投球が良いと、守備にも影響を及ぼす例かしらね」
「点差がなくて緊張感もあったのかもね」
「守備の緩いベイスターズには珍しいわよね」
「また、そーゆーことを・・・・」
「守備だけじゃなく、梶谷が先頭打者HR!」
「今シーズンは本当に先頭打者として頼りになるよね」
「一時期、2割7分くらいまで落として、ああ・・・・と思ったらあっという間に3割に戻したものね」
「盗塁も積極的に仕掛けているしね」
「失敗をもっと少なくしてほしいけれど・・・・まあ、他に走れる選手もいないし、プレッシャーをかけられれば!」
「このままシーズン終了までいってほしいね」
「試合的には初回以降、追加点がとれなかったのがね」
「チャンスはあったんだけど、なかなかそこからが遠かった!」
「4回、5回よね。無死で2塁まで行っているのに、その後が。またチャンスで一本が出ない!」
「それでもこの試合は守り勝ちだから、ほら!」
9回のダメ押し点も、四球と相手の守備の乱れから。
やはり、守備の大切さが見にしみる。
「これで2勝してカード負け越しはなくなったから、京山も気楽に!」
「でも好投してこの後につなげたいよね」
「前回はまずまずだったからね。6回3失点を目指して」
「そして必要なのが打線の援護!」
「今度こそ、効率よい得点をして欲しいわね」
連勝をのばしましょう。