2020年10月20日 中日戦
結果:横浜1-6中日
敢闘選手賞:-
「また、こういう試合か!」
結乃が嘆くようにして言う。
「うー、完敗だったね」
理衣は力なく肩を落としている。
わずか3安打、4回以降はノーヒット、5回以降は一人の走者も出すことが出来なかった。
「とにかく淡白! まあ、ランナーが出せないからどうしようもないけれど」
「初回、オースティン選手のホームランで幸先良かったんだけどね」
「結局、ホームランじゃないと点が取れないってことよね」
「この試合はランナー自体が出せなかったけれどね」
これだけ何もできないと、攻撃についてどうこう言うことも出来ない。
「梶谷がスタメン外れたのが気になるくらいね」
「怪我、とかじゃないよね?」
「うーん、分からないけど。休養? でも月曜挟んでいるんだけどね」
「好調な一番打者がいないのは厳しいね」
「更に、佐野が3打席で交代して。まさかまだ10試合以上あるのに打率調整? チームの勝利より優先して?」
「ちょっとしたお休みとか」
「いやいや、1点リードの6回で4番を代える? 意味不明でしょ」
「真意はどうなんだろうね」
このところ安打が出ていない、疲れもあるのだろう。
でも、それを経験させているのではないか。
休ませるなら頭から1試合休ませた方が良いのではないか。
打率キープといってもまだ10試合以上ある。
「このままの勢いなら確かに大島に抜かれそう、首位打者をとらせたいっていう親心も分かるけれど・・・・ねえ?」
「CSもないしねぇ」
「大貫は、次回にまた気を取り直して!」
「5回までは粘っていたしね」
「問題は、ナゴヤドームでの連敗が止まらないことよね、本当にもう!」
「来季に向けても、どうにかしたいね」
「坂本の勝ち運、援護運に賭けたいわね」
選手達にも、どうにかしようという気概を見せて欲しいと思います。