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2021年ベイスターズの歩み ベイスターズ

6/29 DeNA3-2中日 雨も味方をして今季初の4連勝!牧、桑原が良い仕事!

更新日:

2021年6月29日 中日戦
結果:横浜3-2中日
敢闘選手賞:桑原

「なんか知らんけど勝って4連勝だわ」
呆気にとられたように結乃が言う。
「勝ち運が出て来たのかもしれないよ」
理衣は素直に喜んでいる。

降雨コールドで勝利というのも、流れがかわってきたのか。

「しかし、現地観戦の試合に限って雨ばっかね!」
「中止になった試合もあったしね」
「この日は4回も中断があったのよ!
「いやー、なかなかないよね」

しかし、その雨が幸いしたともいえる。

「とにかく、大野が投げている時に雨が強くなって回の途中で中断ばっかだったもんね」
「大野投手はちょっと可哀想だったよね」
「逆に坂本の時は雨は殆ど降っていなくてね」
「もしかしたらあれで集中力とか、そういうので変化があったかもね」

大野がいくら経験豊富といえど、1試合の中で何度もあれば、少しは影響も出るだろう。

「立ち上がりは坂本の方が、これは何点取られるんだろう? って思えるような内容だったのにね」
「終わってみれば5回2失点で勝ち投手に!
「いや、喜んでいられないわよ。はっきりいって、守備に助けられたところが何回もあったからね」
「楠本選手、ソト選手とか、ね」
「内容が良かったかというと別。勝ちにはなったので、これで少しは変わってくれると良いんだけど」

「打線では相変わらず桑原選手が絶好調で3打数3安打で勝ち越しタイムリー!
「いや、ここまで固め打ちするのもたいしたもんよね」
「試合が成立する5回裏、2死からっていうのが大きいよね」
「そういう意味ではその前の牧の同点3塁打が大きかったわよ。あれがなければ降雨コールドで負けていたのはベイスターズだったからね」
「本当、体の状態もあってスタメン外れて調子も落ちている感じだったけれど、ここは素晴らしい仕事だったね!」
「追い込まれていたから、なんとかくらいついていったのが良い感じになったわね、無理に引っ張ること無く」

4、5回で3点を奪って逆転、6回の裏に雨が強くなってコールドとなった。

「心配だったのはオースティンがスタメンから外れたことだったけれど」
「スタメン発表の時、ざわついたよね」
「ただ、ワクチン接種の副反応による倦怠感ということで、怪我じゃなかったのが一安心だわ!
「本当、良かったよね! よくなるまで無理しないでください!」
「天候も悪かったし、出場しないで正解よ。それで勝てたのも大きいし」
「後半戦もガンガン打ってもらわないといけないもんね」

とにもかくにもこれで今季初の4連勝とした。
こういうラッキーな勝利も活かして連勝を重ねていきたい。

2戦目は今永! 連勝を止めないようにしたいわね!」
「まずは試合を作ること、だよね」
「中日打線が低調とはいえ、ランナー貯めてビシエドとかなると恐いからね」
「打線はオースティン選手がどうなるかだけど、出場しない場合でも皆でフォロー!」
「そうね、今日の試合でも楠本がヒットを打ったしね」

このあとは再び巨人戦が待っている。
勢いをつけていきたいぞ。

 

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