結果:横浜1-4日ハム
敢闘選手賞:-
「そろそろ不安になってくるわね」
試合結果を見て結乃が渋い顔をする。
「うーん、この試合も負けちゃったね」
理衣も肩を落とす。
なかなか勝てないエキシビションマッチ。
そして勝敗以上に内容も寂しい感じ。
「相変わらず打線ね。この日は9安打したけれど1点!」
「ヒットはそれなりに出たんだけどね」
「点が取れなきゃ意味がないのよ!」
「得点圏で打てたのが関根選手だけだったもんね」
他にチャンスがなかったわけではない。
だが結局、そこで打てなければどれだけ塁を賑わせても意味がない。
「まあでも関根がタイムリー含む2安打、森も2安打はしたけれどね」
「そういうポジ要素を!」
ただ二人とも、塁に出ることで貢献するタイプ。
返す役割の人は活躍出来なかったわけでもある。
「投手では阪口が5回までは粘っていたんだけどね」
「無失点だったもんね。6回に捕まっちゃった」
「球数も含めてその辺はまだ課題ってことよね」
「でも5回までは良かったからね、そこから!」
「あとは三嶋が3安打で1失点と、なんか不安定よね」
「うーん、それでも三嶋投手に頑張ってもらわないと仕方ないもんね」
「なんとか調子を普通にして後半戦に入りたいわね」
「信じましょう!」
エキシビションマッチはいまだ1勝のみ。
果たしてこの後、勝てるのか?
残す試合も少ないし、後半戦開始に向けてさすがに最後は勝ちにもこだわりつついきたいぞ。
「気合入れて!」
「1つ勝ちましょう!」