結果:横浜2-11オリックス
敢闘選手賞:-
「エキシビションマッチ最終戦はひっどい試合だったわね!」
結乃が肩をいからせて言う。
「うーん、二桁失点だもんね」
理衣も残念そうである。
途中までは競るも、8回に一挙8失点。
ゲームを壊してしまった。
「シャッケルフォードはもしかして本当に家族と離れてメンタル影響?」
「それくらい精彩がなかったかな」
「まあ、後をついた櫻井も消化できなかったわけだけど」
「厳しい登板でした」
伊勢、三上、平田、といったところが抑えられたのは良かったが・・・
「先発の濱口も、5回投げ切れずに100球以上も投げて降板とかね」
「三振は7つ奪っているんだけどね」
「5回投げ切れないんじゃ意味ないわ! 相変わらずっちゅうか、悪化というか」
「ま、まあ、復帰一戦目だし」
「その言葉が通じるのは今回よ!」
投手もそうだが、打線も奮わなかった。
「散発6安打! ってか初回は2安打しながら3人で攻撃終了とかね!」
「牽制に盗塁死だね」
「そして4回から8回まではノーヒット!」
「ちょっと寂しかったね」
牧がタイムリー。
細川がホームラン。
若手の二人が打ったことだけは良かったかもしれないが。
「打線はオースティンがいないとどうしようもないのかしらね、まったく!」
「迫力不足は否めないね」
「伊藤裕季也も中盤からは全く打てなくなったしね」
「うーん、なかなか厳しいね」
結局、エキシビションマッチは2勝しか出来ずに終わった。
「勝利数もだけど、試合内容も不安が残るモノばかりよ!」
「選手の皆さんには、不安を払しょくするものを結果で見せてもらうしかないよね!」
間もなく後半戦再開するが。
さて?