結果:横浜0-2中日
敢闘選手賞:今永
「はーっ、情けないわ!」
吐き捨てるように結乃が言う。
「うーん、また完封されちゃったね」
理衣も落ち込んだ声で言う。
初戦に続き零敗。
好投の今永を援護できず。
「2度あった1死満塁でいずれも併殺とか、相変わらずへたくそね!」
「それも、宮崎選手と佐野選手だもんね」
「打つべき人がこれじゃあ、どうしようもないわ!」
「タイムリー欠乏症は変わらないね。。。」
7回無失点の今永を援護できず。
情けない敗戦。
「相手が木下投手の追悼試合とはいえ、勝負は勝負なんだから!」
「やりづらさはあったかもしれないけれどね」
「だからって、まったく!」
「でも、オースティン選手はさすがだね」
帽子に手書きで木下選手の背番号「98」を記していたオースティンとソト。
そんな行動もまた素晴らしい。
ちなみにオースティンやソトばかり取り上げられるが、発案は山崎で、チーム全体で見えないところなどに記載したとか。
こういうのは、とても良いですね!
「あー、しかしいらつく敗戦ね!」
「先発投手は頑張っているのにね」
「打線がひどすぎ! 誰かどうにかしなさいよ!」
「HR以外で、タイムリーじゃなくても何かしら得点を!」
ずっと言っていることであるが、やはり一朝一夕では無理があるか。
これでは上にいけないよ!