結果:横浜8-10広島
敢闘選手賞:オースティン
「もうどうしようもないわね!」
結乃は語気も荒く言う。
「ううう」
うなる理衣。
3点ビハインドからオースティンの満塁ホームランで逆転し。
佐野もタイムリーを放って2点リードで迎えた9回。
山崎が1アウトしか取れず4失点して無残な逆転負け。
三嶋も康晃も、もう2軍で休ませて良いよ。
そう思わせてくれる内容だった。
「牧の先制2ランで幸先良いスタートだったけど」
「これで新人安打記録が」
「まー、そういのはもうどうでもよいけど」
「いやいや、そんなことないでしょ」
「ああ、その辺しかもう楽しみがないからね」
「ううう」
打線としては4回。
広島の攻撃を併殺もあって1点でしのいだ後、1死満塁。
大和が併殺打で無得点と、ここが大きかったか。
「あとは三嶋と康晃が炎上して終了~っ、てね」
「今まで頑張ってきてくれているだけに辛いね」
「新しい抑えを作るしかないわね」
「それが出来たらいいけどね」
「まー、今日の敗因はやっぱり、今永が完投できなかったことね!」
「そこ!?」
さて。
週初めから憂鬱ですね。