結果:横浜3-7ヤクルト
敢闘選手賞:-
「あーもう、だらしないっ!!」
結乃が怒りの声をあげる。
「なんとか粘っていたんだけどね」
理衣は肩を落とす。
8回まではどうにか1点差でくらいついていた。
しかし9回、今季のある意味象徴ともいえる三嶋が被弾してジ・エンド。
ヤクルトとの差をまざまざとみせつけられた試合だった。
「ま、既に目標もないチームとじゃあ、試合にかける差が出ようってもんだけど、ファンだって観にいっているのよ!」
「一生懸命やってはいるんだろうけどね」
「8回裏、2死満塁で大和が凡退したところで無理目が強かったけれど」
「大和さんも得点圏で打てなくなってきた感じかなぁ」
「もはや楽しみは牧だけか、なんていう情けない状況だしね」
「で、でも、京山投手もなんとか粘っていたし」
「まー、そうだけど。それでも負けは負け、溜息しか出ないわー」
「悔しさを忘れないで!」
他に良かったところ・・・
楠本がタイムリーを打ったこと。
森が出塁して、神里の二塁打で一気にホームまで戻ってきたこと。
ピープルズは好投した。
「ほら、意外と良かったところもあるじゃない!」
「とはいえ、お寒い限りよ。やっぱ下手くそよ」
「でもでも、ヤクルトさんだって二年連続最下位から今季ここまでだからね! ベイスターズだって!」
「そのためにはオフ、そしてコーチ陣の組閣が重要だからね!」
さて、この後は巨人戦。
果たして今の巨人にどのような戦いとなるか。
ある意味、楽しみでもありますね。