2021年振り返り #11 順調に復活し勝利も!22年は柱で期待! 東 克樹
「手術から順調に復帰してきた東よ!」
結乃が強く拳を握りしめて言う。
「やっぱり東投手がいてくれると嬉しいね!」
理衣も喜びを隠しきれずに言う。
#11 東 克樹
当番試合 : 3
投球回数 : 19 2/3
防御率 :2.29
勝利 : 1
敗北 : 2
セーブ : 0
ホールド : 0
奪三振 : 20
「見事に復帰勝利も飾ったわ!」
「2敗の試合も、順調にステップアップしていった感じだもんね」
「21年シーズン中の一軍登板、あわよくば勝利を、という2つを無事にクリアしてまずはよかったわ。順調ということで60点をつけておくわ」
「無理をしては元も子もないもんね」
復帰勝利も、8回まで無失点の好投。
シーズン終盤で相手の中日打線が若手中心に切り替わっていたとはいえ、そのレベルの相手では全く問題ないことを示してくれた。
「これで22年は頭から問題なくいけそうね!」
「シーズン最初から東投手、そして今永投手がいるというのは大きいよね!」
「もちろん、一軍バリバリの相手打線と、っていうのはあるけれど、それも実際には2敗のところで投げているっちゃ投げているからね」
「あとはシーズン通してのスタミナ、かな」
「そこは自主トレ、キャンプできっちり作り上げてほしいわね」
やはり表と裏ローテでそれぞれ軸になる投手がいないときつい。
そこを22年はシーズン当初から東、今永で考えられるのは大きい。
「イニングは短いけれど、イニングと同数の三振も奪っているし、悪くないわよね」
「ストレートのキレ、チェンジアップ、いずれも良い感じだよね」
「もう少し直球の速度が、っていう気もしなくもないけれど、もともと物凄く速いってわけじゃないしね」
「新人王を獲得したあの輝きを再び!」
「そんなんじゃ物足りないわよ、更に進化した姿を期待しているんだから」
「東にしても健二朗にしても、TJ手術から復帰して良い球を投げられていると、他の投手の勇気にもなるわよね」
「平良投手だね」
「そうそう。どうせなら平良も同時に手術していれば、同時に復帰できたのに・・・」
「ま、まあ、そういうことを言っても仕方ないし! 東投手がいるだけで百人力だから!」
本人としても苦しい期間を過ごしたはず。
それを乗り越えたのだ、22年は思い切り投げてほしい。
もちろん、怪我をしないようにね。