2022年4月13日 巨人戦
結果:横浜3-4巨人
敢闘選手賞:嶺井
「ああもう、悔しいったらありゃしない!」
結乃が歯噛みしながら言う。
「うーん、連敗だね」
肩を落とす理衣。
沖縄2連戦は連敗で終わった。
「また丸か! 同じ選手に何度やられれば気が済むのよ!」
「本当にねぇ」
「東も、ピリッとしないんだから」
「まだ、完全復調には遠いのかな」
5回を投げて9安打。
特に序盤に打たれすぎである。
「打線の方は8安打で3点か・・・なんともいえない数字ね」
「それでもソト選手が3安打、嶺井選手も2本のタイムリーを放ったし」
「その辺はまあ、実績もあるっちゃあ、あるからだけど。やっぱりランナーが出ないとね」
「うーん、1,2番かぁ」
昨日は4安打の梶原もこの日は逆に4三振。
もともと穴も多い選手というのはわかっていたが、それがもろに出た。
「2番の蛯名とあわせて1、2番で1出塁だもんね。佐野もこの日は4タコで、ソトの前にランナー出たの初回だけだからね」
「なかなか得点にはならないよね」
「逆に、7番に入った嶺井が2本打ったから点が入ったわけだけど」
「6回に同点に追いつきたかったね」
「今のメンバーじゃ、スタメンですら弱いのに、代打のメンツは輪をかけて打てそうにないからね!」
「う、うーん」
やはり今のメンバーではどうしても1,2番に難が出て、そのあとにつながらない。
逆に3番以降が出塁しても、足がないのでヒットが出てもなかなか帰ってこられない。
代打を出しても勝負にならない。
そもそも3-6番までしか1軍メンバーがいない打線ではきつい(嶺井は頑張ったけど)
「牧は足は速くなくても走塁センスは悪くないしね」
「それでも、このメンバーでなんとか頑張るしかないしね」
週末の連戦では、もう少し復帰できる選手も増えるのか?
とはいえ、大田も結局は出場していないし、隔離していた選手をすぐにというのはやはりなかなか難しいのか。
「きついけれど、耐えるしかないわ、今は! そういう意味では2連戦なのはラッキーだったかもだけどね」
「本当に、2軍から来た選手はチャンスなんだからね!」
「あとは投手よ! 本当に先発が踏ん張らないと勝機は薄いからね!」
「なんとか3点くらいに抑えないとね・・・」
さてさて、この苦難、どうなりますかね。