2022年6月23日 巨人
結果:横浜7-5巨人
敢闘選手賞:森、蛯名、平田
「ふーっ、終盤に打たれてひやひやしたけれど、なんとか逃げ切ったわね」
汗をぬぐう仕草をみせる結乃。
「カード勝ち越し、東投手が今季初勝利です!」
理衣は手を叩いて喜んでいる。
「まあ、東も6回投げ切れていないし、まだまだだけどね」
「とりあえず1つ勝てたことで精神的に余裕ができるといいね」
「しかし後半の継投はうまくいかなかったわね」
「リードしている時に限ってねぇ・・・」
東を継いだクリスキーがいきなり被弾。
ピンチをいつも切り抜けてくれている健二朗がピンチを作る。
「クリスキーは2イニング投げさせているから! 健二朗はまあ、こういう日もあるということで」
「でも、ピンチを平田投手が見事に潰してくれました!」
「岡本に打たれたとはいえ、そのあとはきっちり抑えてくれて、そこで巨人の流れも止まった感じね」
「誰か打たれてもみんなでカバー!」
攻撃は、先制に中押し、駄目押しとできた。
「1番に入った蛯名が2本のタイムリーで3打点! チャンスを離すまいと頑張っているわね」
「出塁率も4割近くあるし、足も使えるし、いいよね!」
「桑原も今日は2安打したし、しばらく外野はこの2人でいきそうね」
「他の選手も腐らずにチャンスを待ってほしいね」
「そして、森がとうとうプロ初ホームラン!」
「おめでとうございます!」
「ホームランバッターではないけれど、嬉しいわよね」
「1打席目でタイムリー打ったのも、落ちるボールに食らいついていってよかったよね」
「この日は四球を2つ選んだのもよいしね」
「若い選手が色々頑張って楽しみです!」
この日は全員が良く打った・・・と思ったが、牧だけが蚊帳の外だった。
「うーん、本当に牧は全然打てなくなっちゃったわね」
「疲労かな?」
「ここを乗り切らないとね。昨年は五輪休みがあって、そこの差かもしれないけど」
「プロとして活躍するために避けては通れないね!」
16安打で7点と決して効率は良くないが、それでも久しぶりに打撃陣が奮起したと感じた試合であった。
「さあ、ここから苦手の広島戦よ!」
「しかも相手は3本柱がやってくるからね」
「いい加減に打ちなさい!」
「まずはカード頭、今永投手に期待!」
ノーノー後の前回登板では期待を裏切ってしまった。
今永なら修正してきてくれると思いましょう!