2023年7月13日 阪神戦
結果:横浜4-0阪神/span>
敢闘選手賞:石田、京田
「よーやく勝ったわ!」
結乃が息を吐き出す。
「なんとか1つ、取り返しました!」
理衣が拍手する。
2戦目をバウアーで、しかもサヨナラ負けという嫌な流れで落とし。
3戦目は石田と村上というマッチアップで3タテも覚悟した。
しかし、なんとかそこで踏ん張ってくれた。
「石田が久しぶりの3勝目ね」
「5回だけれど無失点、球数少し多くなっちゃって交代しましたけれど」
「初回、3回、4回とピンチを背負ったけれど、粘れたわね」
「この試合はとにかく踏ん張りました!」
5回で石田が降りた後も、森原、ウェンデルケン、伊勢と連続してピンチを背負った。
それでも失点せずにどうにか踏ん張った。
「森原とウェンデルケンはピンチのあと三者連続三振!」
「伊勢投手も1死満塁から踏ん張りました!」
「いやー、大きい当たりだったけれどアウトならよし! 流れ的にあそこで点を取られていたらやばかったからね」
「とにかくホームに返さないことが重要!」
敵地、甲子園の雰囲気の中でよく踏ん張ったと思う。
「打線は、なんと石田が自援護の先制2点タイムリー!」
「ナイスなバッティングでした!」
「今季は投手が打席で頑張っているわよね」
「打線が苦戦しているときは、投げるだけでなく打撃でも貢献を!」
「さらにこの試合は京田が好守で活躍したわね」
「貴重な3点目のタイムリーに、守備でも好プレーで救ってくれました!」
「そういうのでいいのよ。下位打線ならそこそこやってくれるのよね」
「牧選手のホームランもききました!」
6回から8回までは毎回のように攻め立てられたが、どうにかこうにか凌ぎ切った。
ずっと負け続けていた甲子園、内容よりもまずは一つ勝つことだ。
「とにかく離されないようにくらいついていきたいわね」
「点はなかなか取れないけれど、ヒットは出始めるようになったね」
「点が取れないと意味ないから! でもまあ、打てないよりはマシか」
さて、これでオールスター前残るは3試合。
三本柱投入(するのか分からないけれど)で勝利で終わりたいですね!