2023年8月2日 広島戦
結果:横浜2-4広島/span>
敢闘選手賞:-
「いやー、またいつも通りの酷い攻撃ね」
結乃が渋面を作って言う。
「ヒットは出始めたんだけどね」
理衣が肩を落とす。
ヒットが出ても繋がらない、肝心なところで打てない、走れない、で得点できない。
いつものパターンである。
「特に4回よね。3連打でも無得点で無死満塁」
「でも次の大田選手がタイムリー!」
「なんだけど、それでも1点だからね。4連打で1点だからね」
「なおも無死満塁で、その後が無得点だったのが痛いね」
「この日はランナー置いて大和が打てなかったわね」
「いつもいつも打てるわけじゃないからねぇ」
あそこでせめてもう1点が取れていれば、というところである。
「でも最終回に梶原が2塁打を放って得点したのは、せめてもの救いよね」
「梶原選手、頑張ってます!」
「大田もこの試合で3安打したし、しばらくはこの二人を左右で使い分けるかもね」
「どっちも頑張って欲しいです!」
「濱口は6回2失点と試合は作ったけれど、初回、2回と序盤で連続失点なのがねぇ」
「でもそこから立て直してQSだし!」
「まあ、ね。これなら次回の登板もありそうね」
「ここから勝ちを重ねて欲しいです!」
勝てそうな試合で勝てなかった。
まあ、鈍足打線なのに長打を打てなかった選手たちが悪い、ということにしておこう。
「3戦目はバウアーだから勝ちたいけれど、相手も床田だしねぇ」
「打てていないもんね」
「この2試合、ヒットは出始めたから、なんとかしてほしいわね」
「今度こそ!」
カード勝ち越ししましょう。