2024年4月19日 ヤクルト戦
結果:横浜3-4ヤクルト
敢闘選手賞:牧
「うーん、5連敗で最下位か」
結乃が淡々と言う。
「悔しいです!」
理衣が唇をかみしめる。
先制したもののすぐに点を返され。
追加点をあげてもすぐに返され。
追いつかれ、追い越され、敗戦。
「東で勝てないと厳しいわねー」
「6回3失点、最低限の投球は見せてくれたんだけど」
「今の打線だと、東が1、2点に抑えてくれないと駄目ね」
「この試合も、味方が得点した直後に失点と、乗れない投球だったね」
点を取ったその裏の回。
どちらかでも0点に抑えていればまた少し流れも変わったかもしれないのだが。
「打線もね、どうにか3点を取った感じだけど」
「ここまで奮わなかった牧選手が全3打点!」
「上向いてきたのはよいことね」
「打率も3割にのったしね」
とはいえ中軸は打率より打点を稼いでほしい。
「佐野も2安打したけれどチャンスメークで、9回の同点のチャンスでは凡退だしね」
「2安打は両方とも得点に繋がっているけれどね」
「それはそれとして、欲しい時の1本も、よね」
「もう少し、ってかんじなんだけど」
これまでの4連敗と違い、少しは勝ちの目がみえた試合ではあった。
とにかく打線が点を取れていないので、1試合でいいいから点を取りたい。
「2戦目はケイが先発。前回は5回まで好投したから、その時の投球を思い出して!」
「相手は阪口投手、もと同じチームとはいえ負けられません!」
「容赦せず打ち崩すのよ!」
「連敗ストップ!」
さて、どんな試合になりますかね?