2024年4月28日 巨人戦
結果:横浜2-6巨人
敢闘選手賞:-
「いやー、特に言うこともないわね。しいて言うならGWにこの試合見せられたらねー」
結乃が肩をすくめていう。
「わずか3安打、だもんね」
理衣は肩を落とす。
連敗で借金も3まで。
あまり言うべきこともない試合か。
「てか、チャンスはあったんだけどね、まず4回の無死満塁」
「一応、2点はとって同点に追いついたんだけどね」
「でも連続で内野ゴロの間の2点じゃあねぇ」
「それでも2点先制されたあとすぐに追いついたわけだし」
そう、無死満塁で点が入らないよりはよほど良い。
問題は次の回だろう。
「3連続四球で1死満塁の貰ったチャンス」
「ここで4番の牧選手がゲッツーでね」
「まー、これでもう駄目になった感じね」
「せっかく高橋投手が降りてくれたんだけど」
ここで1点でも取れていればまだ試合の流れも変わっていたか。
「そして6回に登板した上茶谷が案の定、失点と」
「それも失礼な言い方だけど」
「今シーズンの上茶谷、ちゃんと抑えた記憶が殆どないのよね」
「防御率も悪いしね」
明らかに良いとは見えないのだが、二軍調整はしないのか。
それとも、二軍から上げられる投手がいないのか。
「盛り上がりも以降はなく、相手にいいようにやられて連敗、と」
「悔しいね!」
少しは良くなってきたかと思えたが、なかなかそうもいかない。
「そしてGWだから移動日なく名古屋で中日戦!」
「この前連敗したもんね、やり返したい」
「中日もそのころの強さからは落ちているけれど、ドームで今の状態の悪い打線だとどうなるかしらね・・・」
「なんとか奮起してもらいたいね」
先発も見直し、ジャクソン、中川颯、石田でいくらしい。
勝ち越し、の前にまずはカード頭をとって連敗ストップしましょう。