2024年5月8日 ヤクルト戦
結果:横浜2-6ヤクルト
敢闘選手賞:京田
「あんな良い勝ち方をしても乗れないのがこのチームよね」
がっくりと肩を落とす結乃。
「お天気もよくなかったしね」
理衣もため息をつく。
連勝して貯金を、という思いを崩すような初回の3失点。
「石田は何をやっているんだか」
「初回に打ち込まれちゃったね」
「四球連発とかじゃないけれど、だからって連打くらってよいわけじゃないし」
「終わってみれば5回3失点ではあるんだけどね」
「初回いきなり3失点てのがだめよね。小刻みに失点して5回3失点ならまだ」
「出だしからは厳しいよね」
それでも打線はくらいついた。
「2回、3回と1点ずつ返して1点差にはしたんだけどね」
「京田選手のタイムリー、牧選手のタイムリーだね」
「適時打が出たのはよかったわね」
「それで5回までいって、このあとどちらが点をとるかというところで」
「中川! あんたも押し出しかい!」
「押し出しが多いねぇ」
無死満塁から押し出し。
そして犠牲フライで度会の落球。
ここは練習あるのみ、守備は練習すれば上達するのだから。
「度会も1番に入ると空回りする感じね。下位の方が気楽で良いんでしょうけれど、そうすると1番バッター不在問題が出てくるし」
「悩ましいね。そうなると桑原選手、蛯名選手の並びがよいのか」
「本当、誰かハマらないものかしらね」
「でもやっぱり、投手交代しての6回の失点がね」
中川も好投することもあるのだが。
こういう1点ビハインドとかで粘って欲しい。
「中継ぎも松本が二軍に落ちて、きついわよね。伊勢、山崎、森原、がまあある程度安心できるけれど」
「徳山投手も頑張っているけれどね」
上茶谷が不調、JBが負傷、入江は復帰せず、と陣容が揃わない。
坂本があがってきたが、ここで良い姿を見せられるか。
「また借金になって、週末は首位阪神戦ね」
「まずは初戦、東で勝利を!」
またスタメンをどう組んでくるか、ですね。