2024年5月17日 中日戦
結果:横浜2-1中日
敢闘選手賞:東
「ついに実現した火力優先、重量打線!」
結乃が高らかに宣言した。
「その結果、勝利です!」
理衣が喜びを示す。
結果としては2-1で投手戦を制した。
まあ、そう簡単に打線爆発で勝てるなんてこと、ないですよね。
「お世辞にも機能したとは言えないけれどね」
「それでも初回は牧選手、宮崎選手の連続2ベースで2点をとって逆転しました!」
「まあそうよね、これが求めている一つの答えでもあるわけでね」
「シングルじゃなければ帰ってこられます!」
しかし良かったのは初回のみで、それ以降は得点を奪えず。
特に2回は1死満塁でオースティンが併殺打。
「ていうかここはその前、無死1、2塁で東のバント失敗よね」
「こういうところできちんと送っていられればね」
「蛯名がヒットを打っているだけにね。てゆーか東、バント練習しなさい!」
「この前も失敗していたもんね」
バント失敗は自分の投球を苦しめることにもつながるぞ。
「しかしこの試合では蛯名が3安打と、今のところ完全に一番に定着ね」
「足もあるし、パンチ力もあって、凄くよくなったよね」
「あとはどこまで続くかよね」
「落ちてきたときに踏ん張れるか、だね」
後ろの重量打線が活きるかは、蛯名が出塁できるかにもかかっているだろう。
「まー、しばらくはこの打順で様子を見るでしょうね」
「4回の打席のうち、どこかでうまいこと主力が繋がればって感じだね」
「もしくは一発ね。広い球場でもこの守備だと怖いけれど・・・」
「そこもどうするか、だね」
そして東がこの試合もQSを達成し、18試合連続QSと抜群の安定を誇る。
最終回は森原が3人で締めて連敗と最下位を脱出した。
「まずは5割をめざして、ね」
「セリーグはまだまだ混戦続きそうだからね!」
首位でも貯金が4。
最下位でも借金4。
ここから離されないようにいきましょう!