2024年5月23日 ヤクルト戦
結果:横浜5-3ヤクルト
敢闘選手賞:オースティン、石田
「おー、今シーズン初の3タテ?」
結乃が驚きながら言う。
「3連勝です!」
理衣が手を叩いて喜ぶ。
今までも2連勝はあったけれど、3戦目で負けていた。
ここでようやくスイープの実現である。
「この日はなんといっても4番に入ったオースティンね」
「初回から3打席連続打点です!」
「ホームランも放って、やっぱ長距離砲よね」
「この姿が見たかった!」
筒香は相手が左腕ということもあるし、疲れも考慮してお休み。
牧も不在ではあったが、4番に入ったオースティンがきっちり4番の仕事をしてくれた。
「攻撃に関しては他にも大和がきっちり犠牲フライを打ったし、9回にはダメ押しの5点目」
「8回に1点差に迫られていたから、大きな1点だったね!」
「先制して、追加点とって、駄目押しできてと、良い感じの点の取り方が出来たわね」
とはいえ初回は更に続いた1死満塁を併殺でつぶしたり。
5回も追加点をとったあとの続く1死満塁はモノにできず。
9回もオースティンの打球がライトゴロになったり。
「1死満塁で2回とも点が取れないとかね」
「まあ、確かにね。両方ともその時の打席は山本選手、悔しいだろうね」
「よくやってくれているから、あまり文句は言いたくないけれど、どちらかでも犠牲フライでも打てていればね」
「それはここから!」
そして先発した石田が苦手の神宮ヤクルト戦で7回2失点と好投。
「ランナーは出していたけれど要所を締めていたわね」
「7回は少し疲れが出たのか、連続HRで2失点しちゃったけれど」
「先発としてはHQSだし、連続HRのあとはきっちりおさえたし、文句はないわ」
「この調子でいってほしいね!」
これでチームも5割に戻った。
「この勢いで次は広島! 相手は苦手の大瀬良よ!」
「東投手だし、そろそろ大瀬良投手に勝たないと」
「本当よ! いつまでも同じ相手にやられ続けないように!」
「そして4連勝で貯金しましょう!」
良い流れでいけますように。