2024年5月28日 楽天戦
結果:横浜6-1楽天
敢闘選手賞:ケイ
「雨天中止になるかと思ったけれど、思いのほか雨が遅れた感じね」
結乃が冷静に言う。
「天気が心配される中、きちんと先制し、リードして5回まで終了させ、7回表途中でコールド勝利です!」
理衣が嬉しそうに言う。
「何はともあれ、難しい状況の中7回途中まで投げ切ってくれたケイよね」
「安定してきたよね!」
「左腕で強い直球が投げられて、制球もある程度まとまっているからね、勝てる要素はあるわよね」
「降雨コールドとはいえ、完投してくれました!」
週末に中継ぎ陣を酷使しただけに、ありがたい。
最後は二死満塁のピンチを迎えたが、風雨で制球が出来なかった部分もあるだろう。
楽天としてはチャンスだったが、既に5点差、満塁HRでも追いつかないし、降雨コールドでもそう文句はないだろう。
「打線も序盤からちゃんと点数を重ねたしね」
「蛯名選手、惜しくも二試合連続先頭打者弾とはならなかったけれど、よいね!」
「二打席連続二塁打で二得点、素晴らしいわね」
「クリーンナップも、この試合ではチャンスで点を取ってくれたね」
この試合では打順を変えてきた。
2番に森を入れ、佐野を6番に下げた。
8番には今季初スタメンの西浦。
「森は2番に入ってさすがになかなかうまくいかないけれど、1打席目は進塁打を打ったのはいいわね」
「後ろに強力打線が控えているから、相手投手のマークも当然厳しくなるよね」
「ここで結果を出せるかどうか、ね」
「頑張って欲しいです!」
森以外の野手は全員がヒットを放った。
打撃陣はボチボチ、あとはチャンスにこの試合のように打てればというところ。
「さ、2戦目はジャクソン、今回も頼むわよ!」
「強い球を投げ込んで! そう簡単に打たれないから!」
「本当にね、下手にコースを狙わなくてもファウルとれるから!」
「連勝して、まずは勝ち越しを!」
週末に負けた分、取り返しましょう。