2024年6月29日 中日戦
結果:横浜5-1中日
敢闘選手賞:東、牧
「よっし、連勝よ!」
結乃が拳を握りしめる。
「この試合も快勝でした!」
理衣も拳をつきあげる。
東が投げる日は負けるわけにはいかない。
打線も東を援護して見事に勝利である。
「東は序盤、4回までに5安打されて不安だったけれど、ちゃんと凌いだのはさすがね」
「特に初回は3本のヒットを集められたしね」
「それでも最少失点で切り抜けるだけの技術があるからね」
「その後は安定して7回1失点、見事な勝利です!」
これで連続QSを24までのばし、開幕からの連勝も7。
この安定感こそ、である。
「その東を援護したのが牧ね」
「初戦では一人、打てない感じだったけれど」
「この日は先制2ランに、中押しのホームランと2打席連発ね」
「まるでリプレイのようなホームランでした」
リードを広げたとはいえまだ2点差。
どうなるかわからないところで。
「5回、調子を上げてきた桑原が駄目押しの2ラン!」
「本当に夏になって調子をあげてきたかな」
「投手の東がランナーになっていただけに、走らせなくてすんだのもよかったわね」
「これでかなり決まった、感じあったかな」
東は問題なし。
やや不安のブルペンだったが、徳山、ウィックが抑えて勝利。
「特に、この前打たれていたウィックを出して抑えさせたのは良かったわね」
「この後もやってもらわないと困る選手だしね」
「良いストレートはもっているんだし、自信をもってもらいたいわね」
これで3連勝して貯金も3、そして2位に浮上である。
「順位というより貯金を殖やしていきたいわよね」
「ようやくチーム状態が良くなってきた感じです」
「貯金4になれば、セリーグでも5割に戻したってことになるわね」
「まずはそこだね」
3戦目は東と共にチームを引っ張るケイ。
相手はドームに強い松葉で、今季は完投もされている。
やり返しましょう!