2024年6月30日 中日戦
結果:横浜0-3中日
敢闘選手賞:ケイ
「うーん、そう簡単に3連勝とはいかないわね」
結乃が腕を組み、渋い表情を見せる。
「終盤に打たれちゃったね」
理衣も残念そうに肩を落とす。
中日戦3連勝をめざした3戦目は完封負け。
序盤のチャンスを逸したのが痛かった。
「なんでこう、松葉にやられるのかしらね」
「チャンスはあったんだけどね」
「2回、ケイも四球でねばって1死満塁で桑原がファールフライ。これが全てね」
「まあ、毎回打てるわけじゃないけれどね」
四球を出したあとの初級狙い。
その結果がアレだとちょっと寂しくもなる。
「それ以降はチャンスもほぼなくてね」
「中日投手陣に抑えられたね」
「それでもまあ、ケイは6回無失点とこの試合もきっちりと投げてくれたわ」
「頼もしいよね、本当に」
これに懲りずに次も頑張って欲しい。
「徳山も打たれたけれど、これはもう仕方ないわね」
「今季初めて、一軍で頑張って投げているもんね」
「この前はウィック、今回は徳山。坂本、中川、京山だっていつ打たれるかわからないし」
「みんなで頑張っていくしかないです!」
今の若手ブルペン陣は頑張ってくれている。
実績組がいない中、これで凌ぐしかないのだ。
「ビハインドの展開で堀岡を試せて、1イニング無失点に抑えたのはポジ要素ね」
「競った試合が多くて、なかなか起用できなかったからね」
「ディアスともども、なんとかアピールして欲しいわね」
「とはいえ、登板するとしたら点差がついている試合だろうから、チーム的には微妙だね」
どんな試合展開だろうと、本人達には大事な試合。
もし登板機会があれば全力で抑えて欲しい。
「先発は安定しているし、打線が抑えられることもある。切り替えていくわよ!」
「7月、貯金を殖やしてオールスターに入りたいね!」