2024年7月5日 阪神戦
結果:横浜2-1阪神
敢闘選手賞:佐野
「いやー、なんとか勝ったわね」
息を吐き出す結乃。
「予想通りロースコアの中で競り勝ったのは大きいね!」
理衣も喜ぶ。
ロースコアではあるが、11安打して2点というのは、得点効率は相変わらず。
「特に森がね、チャンスでは打てず、送れず、エラーから失点とね」
「2安打はしているんだけどね」
「それよりも、できることをきっちりできるようにならないと」
「確かに、そういうところから信頼を失うもんね」
チャンスで打てないのは、相手もピンチではギアをあげてくるし現状では仕方ない部分もある。
ならばせめて、ここぞの場面で犠打を決められるようになって欲しいところ。
「とまあ、ミスはあったものの、チームでそれを取り返したのは良いところね」
「延長の10回、オースティン選手がヒットで出塁すると、相手のミスをついて2塁へナイスラン!」
「この走塁意識がよいわよね」
「牧選手の内野ゴロで3塁にいったところで代走林選手、そして佐野選手が勝ち越したイムリー!」
「佐野の状態が上がっているのが本当に良かったわよね」
「このところいいところでも打てています!」
1点リードしたところで森原。
ランナー2人だしたけれど、抑えは結果。
勝ちゃええんよ。
「ジャクソンも制球に苦労していた感じだけれど、6回無失点で耐えてくれたからね」
「球数が多くなって6回で降板が残念だったけれど」
「今の中継ぎ陣だとね」
「それでも全体で1失点だから、よく頑張りました!」
カード頭に勝てたのは大きい。
「さて、色々と情報が入ったわよね。筒香抹消、フォード獲得、ローテの再編、と」
「筒香選手はきっちり治して欲しいね」
「打撃もよくなかったけれど、5月6月、筒香のおかげで勝てた試合が何試合もあったのは事実だからね」
「そしてフォード選手獲得! オースティン選手のバックアップ?」
「野手一人だとオースティンに何かあった時に一軍登録野手がいなくなっちゃうからね。外国人投手との兼ね合いもあるのかも」
「これからNPBにアジャストできるか大変そうだけどね」
今季だけでなく、来シーズンも見越してテスト的な部分もあるのかもしれない。
「そしてローテ再編で2戦目は森が先発! この前はKOされたけれど、さて」
「なんとか頑張って欲しいね」
「表ローテに偏っていたから、東を週頭ローテに回すみたいね」
「バランスが取れそうだね」
9連戦も控えている。
そこも見据えて、だろう。
「森は生き残りもかけているし、気合いれないとね」
「良いところを見せてください!」
さて、どうなるか?