2024年7月7日 阪神戦
結果:横浜5-6阪神
敢闘選手賞:-
「酷いサヨナラ負けね」
結乃が唸るように言う。
「森原さんが打たれたら仕方ないところだけど・・・」
言葉を濁す理衣。
打たれたというか、四死球でランナーをためて自滅という感じか。
1試合で4つもエラーが出て、6失点しながら投手陣の自責点は1のみという散々な結果。
5点をとっても帳消しどころかマイナスの野手陣であった。
「特に度会、外野手で1試合2エラー、最後は送球のエラーでサヨナラ負けとかダメージくらうわね」
「ちょっと、ね・・・」
「5回の失点も度会の後逸だしね」
「本人も悔しいね」
守備が弱点は分かっていたが。
ここまで負けに直結する失策は厳しい。
「あとは点を取るべき時にとれなかったのがね。2回、もう一押しできていれば」
「そうだねぇ」
「というか、もう何を述べても気分が悪くなるからここまで!」
「と、とりあえず、今週は五割でのりきったと考えましょう!」
「中継ぎ問題じゃなく、守備の問題よ!」
「チーム全体で反省して!」
忘れてはいけないけれど、ファンとしては忘れて。
次に向かいましょう。