2024年9月13日 中日戦
結果:横浜5-2中日
敢闘選手賞:ケイ、牧
「投打がかみ合って勝利ね」
結乃が淡々とした調子で言う。
「ここは負けられない試合でした!」
理衣がフンスと気合を入れて言う。
他の先発が弱いだけに、東、ジャクソン、ケイが投げる日は落とせない。
また相手も5位の中日、ここで負けたら何にもならい。
そういう試合できっちり勝てたのは大きい。
「この日はケイが7回2失点で久しぶりの6勝目ね!」
「今までも好投はしていたんだけど、なかなか勝ち星がつかなかったんだよね」
「それでも先発としてずっと投げてくれているからありがたいわよね」
「ようやく勝たせてあげられました!」
この試合は四球が1つで奪三振が9と、実に良い投球だった。
それが、打線にも好影響を及ぼしたか。
「10安打5得点と、良い攻撃が出来たわね」
「相手のエラーから犠牲フライ、タイムリーも出て、とね」
「中でも2番に入った牧が3安打1盗塁とうまく繋いでくれたわね」
「いずれの安打も得点につながっているもんね」
状態のあがってきた牧が2番に入ったことで、打線が繋がっている。
「蛯名の状態が落ちたところで、牧を2番に入れるとはね」
「でも、この試合も盗塁したし、足も決して遅いわけじゃないからね」
「繋ぎだけではない、一発も打てる2番ね」
「2番打者最強説だね!」
今はこれで繋がっているから良いだろう。
「この日は巨人が破れて首位とは5ゲーム差、きついことに変わりはないけれど」
「今は目の前の試合しかありません!」
「そして次は石田 裕太郎!」
「このところ短いイニングでの降板が続いているからね」
プロの壁というか、色々と攻略されているのだろう。
それでも、こういうところを越えて行かないと長い活躍は出来ない。
「相手は福谷か。なんとも予想がしづらいわね」
「あまり長いイニングのイメージはないけれど、球に力はあるし抑えられることもあるイメージ」
「とにかく打線が援護しないとキツイ試合でしょうからね」
「好調な打線がどうにかしてくれるはず!」
あとは石田が5回は頑張って欲しい。
幸いこの試合、ケイが7回を投げてくれたので中継ぎはある程度投入できる。
「さあ、連勝のばすわよ!」
「一戦必勝です!」