2024年振り返り #65 僅か1試合登板に終わり、2025年は背水の陣! 宮城滝太
「中継ぎの中で結果を残せなかった宮城ね」
結乃が厳しい表情で言う。
「うーん、残念・・・」
理衣も寂しそうに言う。
2023年に一軍初登板を果たし、中継ぎでも3ホールドを記録。
その経験を糧に期待された2024年だったが。
#65 宮城滝太
出場試合 : 1
投球回数 : 2.0
防御率 :13.50
勝利 : 0
敗戦 : 0
ホールド : 0
セーブ : 0
被打率 : .333
WHIP : 3.00
奪三振 : 4
失点 : 3
「わずか1試合の登板になっちゃったわね」
「そのあとにすぐ抹消されて、もう一度登録されるも登板機会無く終了しちゃったね」
「チーム事情と宮城の状態とか色々あったでしょうけれど」
「厳しい一年になっちゃったね」
球威のあるストレートを投げるようになり、変化球もそれなりに。
中継ぎで花開いてくれたらと期待もしたのだが。
「最初の登板でイマイチなところが躓きだったわね」
「2回3失点、四球も3つあったしね」
「中継ぎは激戦区だし、もう一回くらいチャンスをとも思ったけれど、内容が悪かったと判断されたのかしらね」
「あとは編成の問題だね」
シーズン終盤は二軍で先発調整にまわった。
もともとは先発をやっていたわけだし、シーズン終盤には実際に一軍でも先発が不足した。
先発候補は幾らいてもいいわけだし、2025年も先発で挑戦するのか。
「いずれにしても、立場的には背水の状況よね」
「どんどん新しい選手も入ってくるしね」
「育成あがりってのもあるし、少ないチャンスを掴んでいかないとね」
「そのためにもキャンプ、オープン戦でアピールを!」
頑張るべし。
嘉手納出身のプロ野球選手として!