2025年5月6日 中日戦
結果:横浜3-0中日
敢闘選手賞:ジャクソン、桑原
「この試合もロースコアで勝利!」
結乃が力を込めて言う。
「これで5割復帰です!」
理衣も喜ぶ。
先発投手が抑えて、先制して中押しして勝利する。
展開としては理想的。
もっと点が取れれば余裕もあるのだが、今の打線状況では仕方あるまい。
「この試合も先発が好投、ジャクソンが7回無失点!」
「外国人投手が本当に素晴らしい活躍を見せてくれるね」
「点が取れない、リリーフが弱い、というのを先発陣がカバーしてくれるというね」
「頼もしいねぇ」
とはいえ、この状態がずっと続くと思わない方が良い。
夏場に向けては更なるリリーフの整備と、何より打線の援護が欲しいところ。
「この日は11安打したけれど得点は3点だしね」
「タイムリーは1本、押し出しと犠牲フライと、まだまだな感じかな」
「まあ、最低限の得点は出来ているかんじ・・・なのかしら?」
「それでも桑原選手が戻って勢いを付けてくれている感じ!」
この試合では3安打の猛打賞、先制のホームと2点目のホームを踏み、先頭打者としての役割を果たしてくれている。
「まだ夏前だけど、今は良い感じね」
「この勢いの間に、他の選手もあげてきてほしいね」
「良い状態はずっと続くわけじゃないからね」
「それでも相乗効果はあるのかも?」
この試合では2、3番も仕事をこなし、5番、6番も打点を稼いだ。
現状、長打があまり期待できない状態だけに、最低限の得点をあげていくことも重要。
「復帰のオースティンにもとりあえず1本出たし、少しずつあげていってほしいわね」
「勝負はまだこれから長いしね」
「これでとりあえず勝率5割復帰だけど、次負けたらまた借金だから一気に3連勝いきたいわね」
「3戦目は大貫投手、好投しても勝利がつかないのが続いただけに、次こそ!」
相手の大野もベテランの意地で今シーズン初勝利を狙う。
なんとか勢いづけたいだけに、打線、そろそろ頼むよ。