2025年5月21日 中日戦
結果:横浜5-6中日
敢闘選手賞:-
「うーん、追いついたんだけどね」
結乃が唸るように言う。
「同点まではいけた、そこをポジティブに考えたいね」
理衣も前向きに言う。
序盤で4点をリードされた。
ちょっと前までならここでほぼ追いつけない感じだが、今の打線は5点をとって追いつくところまではいけた。
「この試合も二桁安打しているしね」
「確実に上向きではあるよね」
「桑原と度会のあたりが止まっていてそこがブレーキだけど、全員が打てるってわけでもないし仕方ないか」
「それ以外の選手で5点を取っていると思えば!」
その二人と石上、投手以外の5人の並びで点がとれた。
「守備を考えると桑原は外しづらいし、ちょっと頑張ってもらいたいところよね」
「一番を打てそうな選手が他にいないのもね」
「そうなのよねぇ」
もうしばらくはこのままでいくか。
そして投手陣は先発のバウアーがピリッとせず6回4失点。
「なんか体の調子がイマイチみたいなこと言っているし、状況によっては休んで治すのもありだけど」
「まだ5月だしね」
「他の投手にとってはチャンスになるし」
「本人は投げたいだろうけれどね」
そして宮城、入江が失点。
宮城はエラー絡み、そして入江は一発。
「入江は抑えとして最初の壁が出てきたのかもね」
「ちょっと打たれていることが増えたよね」
「ここは経験して、乗り越えてもらうしかないんだけど」
「他に誰かいるわけでもないしね」
現状、抑えとなると他は伊勢かウィックを状況に応じて起用するくらいしかない。
をれもアリではあるが、役割を決めた方が良いのは確か。
「とりあえず3戦目、カード勝ち越しをかけて久しぶりに石田裕太郎が先発よ!」
「ここでチャンスを掴んで欲しいね」
「平良、大貫がピリッとしないだけにね」
「まずは6回3失点のQSを目指して」
相手も左腕の好投手、なんとか先制してリードしていきたいですね。