2025年8月13日 ヤクルト戦
結果:横浜10-2ヤクルト
敢闘選手賞:蛯名
「こういう派手な試合をする日もあるわけよね」
結乃がなんともいえない感じで言う。
「まあ、素直に喜びましょうよ!」
理衣は嬉しそうである。
12安打10得点。
HRも4本と打線が良く打っての勝利である。
「特に誰って感じじゃないけれど、まあ蛯名が逆転の2ランを打ったしね」
「他にも林選手、佐野選手、筒香選手がHRを!」
「林は勝負がついた後とはいえプロ1号、嬉しいでしょうね」
「パワーを付けてきたのが実ったね!」
あとは1点差に詰め寄られていただけに筒香の3ランも効果的だった。
「こういうところで打ったりするから、筒香への期待も捨てられないのよね」
「無死1、2塁のチャンスから連続三振で二死になった後だっただけに大きかったよね!」
あそこで点が入っていなかったら、試合の流れもどうなっていたか分からない。
「2試合連続で打たれていた東も、とりあえずソロ2本の6回2失点でまとめたわね」
「まずはきっちり試合を作って、ね」
「またここから安定した投球を続けて欲しいわね」
「後続の投手も無失点で抑えました!」
特に森原が状態をあげて戻ってきてくれたのは大きい。
伊勢一人に負担が集中して、このところイマイチな感じもあった。
「どうにか連敗を止めたとはいえ、9連戦は3勝5敗1中止か」
「なかなか厳しいね」
「もう今さらどうこう言える時期でもないしねぇ」
「一試合一試合戦うしかないね」
首位は遥か彼方、目指すなんて言えない。
むしろ4位の方が追い上げてきている。
「あとは暑さで体調を崩さないようにね」
「ホントそれだよね!」