2025年9月30日 ヤクルト戦
結果:横浜4-5ヤクルト
敢闘選手賞:森唯斗
「順位が決まったあと、試合の勝敗にそこまで一喜一憂はしないけれど」
結乃が腕組みをして言う。
「それでも勝ちたかったねー」
理衣が残念そうに言う。
色々と入れ替えて、若手も起用しての試合。
ケイは2回でお役御免、チームとして歴代最高防御率を確定して降板した後は篠木が4イニング。
「村上に2ラン打たれたけれど、それ以外は抑えたし、悪くはなかったんじゃない?」
「来季に向けての登板だね」
「他にも高卒ルーキー田内が初打席だったりね」
「一軍の打席に立てることが素晴らしいね!」
二軍からもプッシュがあったからこそだろう。
数年後を期待したい。
「そして何より森唯斗の引退登板ね」
「かつて守っていた9回をきっちり抑えました!」
「その裏、最後に筒香が出塁すれば2死満塁で森に打席が回って面白かったのに」
「そこでサヨナラヒットを打ったら伝説だったね」
残念ながら筒香三振に倒れてそうはならなかったが。
「心配なのはビシエドがどうも太ももをやっちゃったっぽいこと」
「軽傷だといいけれど、せっかく初のポストシーズン出場なのにね」
「オースティンの状態は分からないけれど、まあ佐野もフォードもいるからそんなに痛手ではないけれど」
「情報を待ちましょう」
ということで次は最終戦。
ここで勝てば三浦監督の監督成績勝ち越しが決まるが、何せ運のない男。
最後の最後で勝率5割を切る、なんてこともやりかねない。
「ラストはバウアー、CSに向けて本人も結果が必要だし勝ちにこだわるでしょう」
「そして何より三浦監督のペナントレースとしては最終戦、勝って終わりましょう!」
勝ちましょうね。