2025年振り返り #28 祝・プロ初安打!2026年が生き残りをかけた勝負 勝又温史
「プロ初出場、初安打、おめでとう!」
結乃が大きな声で言う。
「これでプロ野球選手として踏み出したね」
理衣も拍手をする。
投手から野手に転向。
育成からまた支配下に。
色々と苦労しながらようやく一軍初出場し、初安打も放った。
厳しい立場に変わりはないが、なんとか生き残った。
#28 勝又 温史
出場試合 : 7
打数 : 9
打率 :.333
出塁率 :.333
安打数 : 3
HR : 0
打点 : 0
得点 : 0
盗塁 : 0
OPS :.667
「まず一軍でヒットを放ったことを自信にしてほしいわね」
「そうだよね、打席数は少なくても、ね」
「これを機に、なんとか頑張ってほしいけれど」
「まだまだ外野の層は厚いからね」
年齢も2026年には26歳となり、更に余裕はなくなる。
桑原が抜けてもヒュンメルが加入し、他の若手もいてと競争の厳しい外野。
二軍で相当の成績を残さないと、なかなかチャンスも出てこないかもしれない。
「本人も結果が出なければ2025年でクビになる覚悟の元やっていたからね、2026年も同じ気持ちでしょう」
「なんとか結果が出せると良いんだけどね」
「とはいえ、限られた席の奪い合いだからね、こればっかりは」
「応援しています!」
練習熱心だとも聞くし。
頑張ってほしいですね。