2025年振り返り #32 2025も一軍出場なし、これからどうするか 益子京右
「うーん、益子か。また一軍には出られなかったわね」
結乃が難し気な表情を浮かべて言う。
「松尾選手が出ちゃって来たからね」
理衣も残念そうに言う。
山本、松尾、戸柱の三人体制が定着してしまっている。
これを崩すには、誰かが怪我しないと、というような状況になってしまっている。
#32 益子 京右
出場試合 : 67
打数 : 180
打率 :.239
HR : 5
打点 : 22
得点 : 17
盗塁 : 0
「これからどうするのかってところよね」
「捕手というポジション的に、すぐに契約解除ってことにはならなさそうだけど」
「戸柱が衰えるまで機会がなさそうだし、仮にそうなったときには今度は別の新しい捕手が出てきているかもしれないしね」
「厳しい立場です!」
とりあえず目指すべきは、一軍の三人の誰かが怪我した時に呼ばれる四番手の立場か。
現状、外野を守れる東妻、打撃力で期待される九鬼、の二人の方が優先度が高い。
その二人を上回れるようにしたい。
「うーん、やっぱり打撃力かしらねぇ」
「守備力がすぐに上がるってのは難しいしね」
「特に捕手というポジションだと、一軍でやれるってのはね」
「松尾選手だって、守備面では苦戦しているもんね」
二軍で捕手をするのでは全くレベルが違うだろう。
リードにしても、全体統率というところでも、対戦する相手との駆け引きというところでも。
「とにかく、まずは二軍で存在感を示す結果を残すこと、そこに尽きるわ!」
「そうそう、チャンスが来た時に呼んでもらえる立場にならないとね」
「いつチャンスは来るかわからないけれど、怪我でなくても開幕直後とか、交流戦やオールスターの切り替えのタイミングとかあるからね」
「投手の登録を少なくして、野手を増やすタイミングだね」
腐らず、死ぬ気で努力するしかないよね。